特許
J-GLOBAL ID:200903092088396143
スイッチング電源回路
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
脇 篤夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-278986
公開番号(公開出願番号):特開2001-103748
出願日: 1999年09月30日
公開日(公表日): 2001年04月13日
要約:
【要約】【課題】 クランプダイオードの逆回復時間に対応したスイッチング素子の異常動作を防止する。【解決手段】 ショットキーバリアダイオードDSBD (DSBD1,DSBD2)と抵抗RD (RD1,RD2)とによって、自励式の共振形コンバータに備えられるべきクランプ回路2(2A,2B)を形成する。これによって、スイッチング素子Q1,Q2 のターンオン時におけるダンパー期間終了後には、逆回復時間としての期間が形成されなくなる。そして、それぞれのスイッチング素子Q1 ,Q2 はダンパー期間終了後の時点ではオンとなるように制御されるものであり、安定動作時においても、また重負荷で低交流入力電圧の条件であっても、異常なスイッチング動作の発生が防止される。
請求項(抜粋):
商用交流電源を入力して整流平滑電圧を生成して、直流入力電圧として出力する整流平滑手段と、疎結合とされる所要の結合係数が得られるようにギャップが形成され、一次側出力を二次側に伝送するために設けられる絶縁コンバータトランスと、2組のスイッチング素子を備え、上記直流入力電圧をプッシュプル動作により断続して上記絶縁コンバータトランスの一次巻線に出力するように構成されたスイッチング手段と、上記スイッチング手段を形成し、スイッチング素子を自励式によりスイッチング駆動する自励発振駆動回路と、上記2組のスイッチング手段の各々に対して設けられ、少なくとも、上記絶縁コンバータトランスの一次巻線を含む漏洩インダクタンス成分と、並列共振コンデンサのキャパシタンスとによって形成されて、上記2組のスイッチング素子のスイッチング動作を電圧共振形とする一次側並列共振回路と、上記絶縁コンバータトランスの二次巻線の漏洩インダクタンス成分と、二次側に挿入されるキャパシタンスとによって形成される二次側共振回路と、上記二次側共振回路を含んで形成され、上記絶縁コンバータトランスの二次巻線に得られる交番電圧を入力して、全波整流動作を行って二次側直流出力電圧を生成するように構成された直流出力電圧生成手段と、上記二次側直流出力電圧のレベルに応じて、上記スイッチング手段のスイッチング周波数を可変制御することによって定電圧制御を行うようにされた定電圧制御手段と、少なくとも、逆回復時間が無いとされるダイオード素子と抵抗素子との直列接続によって形成され、上記2組のスイッチング素子がそれぞれオフとなる期間に、上記自励発振駆動回路に対して負の方向の電流を流すように設けられるクランプ回路と、を備えて構成されることを特徴とするスイッチング電源回路。
IPC (2件):
FI (2件):
H02M 3/28 Q
, H02M 7/12 H
Fターム (24件):
5H006CA07
, 5H006CA11
, 5H006CB01
, 5H006CB04
, 5H006CB05
, 5H006CC01
, 5H006CC08
, 5H006DC05
, 5H730AA02
, 5H730AA14
, 5H730AA20
, 5H730AS01
, 5H730BB25
, 5H730BB52
, 5H730BB72
, 5H730BB95
, 5H730CC01
, 5H730DD02
, 5H730EE07
, 5H730EE59
, 5H730EE73
, 5H730EE74
, 5H730EE78
, 5H730FD01
前のページに戻る