特許
J-GLOBAL ID:200903092099514920

静圧軸受支持のガイドローラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江原 省吾 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-330471
公開番号(公開出願番号):特開平11-159532
出願日: 1997年12月01日
公開日(公表日): 1999年06月15日
要約:
【要約】【課題】 構成部品点数を少なくできて構造のシンプル化が可能で、かつ、コストダウンが図れ、しかも、エアハンマ現象の発生を抑えて安定した回転性能が得られるとともに、軽量・低慣性モーメントで、かつ、焼付きを防止する。【解決手段】 固定軸1の小径軸部をローラ7より両側のスラスト軸受すき間6に相当する長さ分長く形成し、その軸端部を平滑に仕上げて端面にスラスト板3を取付けるとともに、固定軸1の小径軸部の端縁に糸面取り1aを設けるとともに、固定軸1の段部端面と小径軸部外周面が交叉する隅部に小さな寸法のR面取り1bを設け、それに対向するローラ7の内周面と両端面が交叉する角部にそれと同じ寸法または若干大きい寸法のR面取り7aまたはC面取りを設ける。また、ローラ7をアルミニウムまたはカーボンで製作し、アルミニウムで製作した場合には、ローラ7の表面にアルマイト処理を施すとともに、固定軸及びガイドローラの静圧空気軸受を形成する表面に二硫化モリブデンを含ませる。
請求項(抜粋):
内部に給気通路を有する段付き構造の固定軸の小径軸部に、その固定軸の段部端面と軸方向に間隔をあけて対向するスラスト板を設け、これと上記固定軸の段部端面及び小径軸部外周面とで形成される円周状の空隙部に、円筒状のローラを、そのローラの内周面と固定軸の小径軸部外周面の間及びローラの両端面と固定軸の段部端面及びスラスト板の固定軸の段部端面と対向する端面の間に夫々ラジアル軸受すき間及びスラスト軸受すき間を設けて嵌合し、そのラジアル軸受すき間に上記給気通路を連通させた静圧軸受支持のガイドローラにおいて、上記固定軸の小径軸部をローラより両側のスラスト軸受すき間に相当する長さ分長く形成し、その軸端部を平滑に仕上げて端面にスラスト板を取付けるとともに、上記固定軸の小径軸部の端縁に糸面取りを設け、かつ、固定軸の段部端面と小径軸部外周面が交叉する隅部に小さな寸法のR面取りを設け、それに対向するローラの内周面と両端面が交叉する角部にそれと同じ寸法または若干大きい寸法のR面取りまたはC面取りを設けたことを特徴とする静圧軸受支持のガイドローラ。
IPC (2件):
F16C 32/06 ,  F16C 13/02
FI (2件):
F16C 32/06 Z ,  F16C 13/02

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