特許
J-GLOBAL ID:200903092105953256

交差偏波干渉除去装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-256586
公開番号(公開出願番号):特開平11-168445
出願日: 1993年06月01日
公開日(公表日): 1999年06月22日
要約:
【要約】【課題】 本発明は垂直偏波と水平偏波を用いた交差偏波によりデータ伝送を行なうディジタル無線通信方式において生じる交差偏波間干渉を軽減する交差偏波干渉除去装置に関し、準同期検波方式で復調されるデータに適用することを目的とする。【解決手段】 準同期検波方式の復調手段101で復調された復調データはトランスバーサル等化器102で波形等化される。相手偏波側復調手段10の一部から取り出されたベースバンド信号は位相回転しているので、その位相回転情報に基づいて参照信号生成回路103において位相回転が除去された参照信号を生成する。交差偏波干渉補償器104はこの参照信号に基づいてトランスバーサル等化器102の出力データ中の干渉波成分と同期した干渉補償信号を生成する。
請求項(抜粋):
受信した交差偏波の関係にある第1及び第2の偏波のうちの一方の偏波を、準同期検波方式で復調する復調手段(101)と、該復調手段(101)の出力復調データに対して波形等化を行なうトランスバーサル等化器(102)と、該復調手段(101)のうち相手偏波側の復調手段の一部より取り出されたベースバンド信号及び位相回転制御情報より、位相回転が除去された参照信号を生成する参照信号生成回路(103)と、該参照信号生成回路(103)から取り出された参照信号から前記復調手段(101)の出力復調データに含まれる干渉波成分に対応する干渉補償信号を生成する交差偏波干渉補償器(104)と、前記トランスバーサル等化器(102)の出力復調データに該交差偏波干渉補償器(104)の出力干渉補償信号を加算して復調された同相信号及び直交信号を出力する加算回路(105)と、該加算回路(105)の出力同相信号及び直交信号から位相回転制御信号を生成して前記復調手段(101)に帰還入力する制御部(106)とを、前記第1及び第2の偏波の夫々に対して別々に設けたことを特徴とする交差偏波干渉除去装置。
IPC (3件):
H04J 11/00 ,  H04B 3/06 ,  H04L 27/38
FI (3件):
H04J 11/00 B ,  H04B 3/06 C ,  H04L 27/00 G

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