特許
J-GLOBAL ID:200903092115553230

モールドレベル制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 武男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-209247
公開番号(公開出願番号):特開平7-060423
出願日: 1993年08月24日
公開日(公表日): 1995年03月07日
要約:
【要約】【目的】 コントローラを見通し良く設定することができると共に,このコントローラにより湯面変動を抑えて高精度なレベル制御ができるモールドレベル制御方法。【構成】 本発明は,連続鋳造機のモールドレベルを制御対象1a とし,制御対象1a からの出力値ya に外乱wa を考慮した値に基づく制御量z1a を演算するための重み関数W1a (s)と,出力値ya に基づく制御量z2a を演算するための重み関数W2a (s)と,入力値ua に基づく制御量z3a を演算するための重み関数W3a (s)とをそれぞれ設定しておき,各重み関数と制御対象1a とからH∞制御理論による数学モデルである一般化制御対象Σa を構成し,可解条件を満足するように変形し,変形された一般化制御対象Σa ′に基づいてコントローラ2a の伝達関数Ka (s)を決定するように構成されている。また,重み関数W2a (s)をW3a (s)に含めても良い。上記構成により,コントローラ設定時の見通しが良く,しかも高精度なコントローラを得ることができる。
請求項(抜粋):
連続鋳造機のモールドレベルを制御対象とし,上記制御対象をH∞制御理論に基づくコントローラを用いて制御するモールドレベル制御方法において,上記制御対象からの出力値に外乱を考慮した値に基づく第1の制御量を演算するための第1の重み関数と,上記制御対象からの出力値に基づく第2の制御量を演算するための第2の重み関数と,上記制御対象への入力値に基づく第3の制御量を演算するための第3の重み関数とをそれぞれ設定しておき,上記設定しておいた各重み関数と上記制御対象とからH∞制御理論による数学モデルである一般化制御対象を構成し,上記構成された一般化制御対象をその可解条件を満足するように変形し,上記変形された一般化制御対象に基づいて上記コントローラの制御特性を決定してなることを特徴とするモールドレベル制御方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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