特許
J-GLOBAL ID:200903092118192041

印刷情報処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 喜三郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-328158
公開番号(公開出願番号):特開平6-171160
出願日: 1992年12月08日
公開日(公表日): 1994年06月21日
要約:
【要約】【目的】 冗長な処理時間にすることなく、可及的に小さいメモリを用いて1ページ分の印刷情報を順次処理できる印刷情報処理装置を提供すること。【構成】 1ページを等分したバンドを仮想し、該仮想バンド内に存在する文字や図形などの印刷情報を解析し、中間コードを作成し、その過程で所定の基準にしたがって圧縮が必要かどうかを判定し、圧縮が必要な場合はビットイメージに展開し、圧縮して圧縮ビットイメージデータを作成する。一方、圧縮が必要でない場合は中間コードのままRAMの所定領域に保存する。印刷のためのビットイメージ転送の処理は、個々の仮想バンドに存在する中間コードを基に圧縮ビットイメージデータの場合は伸長を行ない、そうでない場合は中間コードによって管理されるデータを展開して、共に該当する仮想バンドバッファのビットイメージを作成し、これを印刷装置へと転送する。
請求項(抜粋):
1ページを仮想的に等分割してできる仮想バンドの個々において、該仮想バンド内に存在する文字や図形などの印刷情報に対して処理を行ない、用意された1つ以上のバンドバッファを使ってビットイメージに展開し、順次印刷装置に送って最終的に1ページ分の印刷画像を形成していく印刷情報処理装置において、通信経路を通じて送られてくる印刷情報を受信して格納する印刷情報受信手段と、該印刷情報受信手段で取り込んだ印刷情報に対して、情報の種類や特徴について解析を行う情報解析手段と、該情報解析手段で解析された結果を基に、前記印刷情報の種類を判断し、該種類ごとに描画の際に必要となる情報の保存や該情報を管理するためのコードデータを所定の形式で格納する中間コードを作成する第一の中間コード作成手段と、前記中間コードを作成する中で、前記の仮想したバンドの中に存在する印刷情報に対して圧縮した方が優位であるどうかを所定の基準にしたがって判定する圧縮必要性判定手段と、該圧縮必要性判定手段により圧縮した方が優位であると判断した場合、前記の仮想バンド内に存在する印刷情報をすべてビットイメージに展開し、その後所定の方法で圧縮する印刷情報展開圧縮手段と、該圧縮ビットイメージデータを管理するための中間コードを新めて作成する第二の中間コード作成手段と、前記の作成済み中間コード群や、該中間コードによって管理される圧縮済みビットイメージを保存するため、あるいはビットイメージを圧縮するためにビットイメージを展開するために必要となる印刷情報処理及び保持手段と、前記印刷情報処理及び保持手段によって保持されている個々の中間コードを解釈し、圧縮ビットイメージデータであるかどうかを判定する中間コード解釈判定手段と、前記中間コード解釈判定手段において、圧縮済みビットイメージデータであると判定された場合は該圧縮済みビットイメージデータを伸長し、仮想バンド1つ分に相当するビットイメージを復元する圧縮データ伸長手段と、前記中間コード解釈判定手段において圧縮ビットイメージデータでないと判定された場合、中間コードによって管理される情報を基に処理中の仮想バンドの印刷情報をビットイメージを展開する非圧縮データ展開手段と、前記圧縮データ伸長手段や非圧縮データ展開手段において、ビットイメージを作成するために必要となる展開用記憶手段と、前記圧縮データ伸長手段や非圧縮データ展開手段によって作成されたビットイメージデータを印刷装置に転送するビットイメージデータ転送手段と、を少なくとも有することを特徴とする印刷情報処理装置。
IPC (3件):
B41J 5/30 ,  B41J 2/485 ,  G06F 3/12

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