特許
J-GLOBAL ID:200903092118414214
生体磁気計測装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
杉谷 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-161023
公開番号(公開出願番号):特開平11-004816
出願日: 1997年06月18日
公開日(公表日): 1999年01月12日
要約:
【要約】【課題】被検体の関心部位内における特定の位置での生体活動電流の向き、大きさを正確に把握することができる生体磁気計測装置を提供する。【解決手段】 被検体の関心部位に格子点を設定し、任意の格子点からの生体磁気データが強調されるような重み係数を算出する。前記被検体の関心部位内の生体活動電流に基づく生体磁気データのX、Y、Zの各成分を、ベクトル型磁気コイルで計測する。前記各成分の生体磁気データに、各成分に対応する重み係数を乗じることで、前記被検体の関心部位における任意の位置での生体活動電流の向き、大きさを正確に把握することができる。
請求項(抜粋):
被検体の関心部位に近接配備した複数個の磁気センサを収納する磁束計によって、前記被検体の関心部位内に流れる生体活動電流に伴って発生する微小磁界を計測して得た生体磁気データに基づいて、被検体の関心部位内に流れる生体活動電流の状態を把握する生体磁気計測装置において、(a)前記微小磁界を計測することで、直交3軸方向の成分であるX成分、Y成分、Z成分の生体磁気データを得る複数個のベクトル型磁気センサを収納する磁束計と、(b)被検体の関心部位内に多数個の格子点を仮想的に設定し、これらの格子点群のうち、ある1つの格子点から発生するX成分、Y成分、Z成分の生体磁気データを強調するために、全格子点のX成分、Y成分、Z成分の生体磁気データに作用させる重み係数群を、前記全ての格子点についてそれぞれ算出する重み係数算出手段と、(c)前記重み係数算出手段で算出された各格子点のX成分強調用の重み係数群を記憶する第1の記憶手段と、(d)前記重み係数算出手段で算出された各格子点のY成分強調用の重み係数群を記憶する第2の記憶手段と、(e)前記重み係数算出手段で算出された各格子点のZ成分強調用の重み係数群を記憶する第3の記憶手段と、(f)任意に選択される1つの特定格子点におけるX成分強調用の重み係数群を第1の記憶手段から呼び出し、この重み係数群を前記計測されたX成分の生体磁気データに作用させて、前記特定格子点での生体活動電流のX成分を算出するX成分算出手段と、(g)前記特定格子点におけるY成分強調用の重み係数群を第2の記憶手段から呼び出し、この重み係数群を前記計測されたY成分の生体磁気データに作用させて、前記特定格子点での生体活動電流のY成分を算出するY成分算出手段と、(h)前記特定格子点におけるZ成分強調用の重み係数群を第3の記憶手段から呼び出し、この重み係数群を前記計測されたZ成分の生体磁気データに作用させて、前記特定格子点での生体活動電流のZ成分を算出するZ成分算出手段とを備えたことを特徴とする生体磁気計測装置。
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