特許
J-GLOBAL ID:200903092133710342

蒸発燃料処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 祥泰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-305834
公開番号(公開出願番号):特開平7-133745
出願日: 1993年11月10日
公開日(公表日): 1995年05月23日
要約:
【要約】【目的】 小型で,かつ蒸発燃料の吸着及び離脱性能に優れた蒸発燃料処理装置を提供すること。【構成】 吸着剤室3と,この両側に配設した多孔整流板21,22とよりなる。これらを収納するタンク9は,多孔整流板21,22を介して吸着剤室3に蒸発燃料51を導入する導入パイプ91と,吸着された蒸発燃料をパージ燃料53として外部へパージするパージパイプ93と,一方の多孔整流板21を介して吸着剤室3にパージ用の空気52を導入するための大気ポート92とを接続している。吸着剤室3内にはヒートパイプ1を配設し,その両側はそれぞれ上記多孔整流板21,22に連結してなる。ヒートパイプ1及び両側の多孔整流板21,22を介して,吸着剤室3の熱放出及び吸着剤室への熱供給を行わせるよう構成してある。
請求項(抜粋):
蒸発燃料を吸着させる吸着剤が充填された吸着剤室と,該吸着剤室の両側に配設した多孔整流板と,上記吸着剤室及び多孔整流板を収納するタンクとよりなり,かつ該タンクには,上記多孔整流板を介して上記吸着剤室に蒸発燃料を導入する導入パイプ,及び吸着された蒸発燃料をパージ燃料として外部へパージするパージパイプを接続し,一方,上記導入パイプ及びパージパイプの反対側には,一方の多孔整流板を介して吸着剤室にパージ用の空気を導入するための大気ポートを接続してなる蒸発燃料処理装置において,上記吸着剤室内にはヒートパイプを配設すると共に,該ヒートパイプの両端部はそれぞれ上記両側の多孔整流板に連結してなり,上記ヒートパイプ及び両側の多孔整流板を介して,吸着剤室の熱放出及び吸着剤室への熱供給を行わせるよう構成したことを特徴とする蒸発燃料処理装置。

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