特許
J-GLOBAL ID:200903092134064665

1以上の隔離されたチャンバを有する神経カフ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-509482
公開番号(公開出願番号):特表2001-514944
出願日: 1998年08月10日
公開日(公表日): 2001年09月18日
要約:
【要約】神経カフ(20)は、神経の電気的活動を選択的に記録し、神経の一部を選択的に刺激し、又は神経の一部に流体をサンプリングするための、1セット以上の電極(34)又は1以上の流体ポート(42)を有する。電極(34)の各セットは、同チャンバ(30)は神経カフ(20)のボア(25)の中に突出する一対の長手方向に延びるリッジ(28)の間に形成された、長手方向に延びるチャンバ(30)内に配置される。リッジ(28)は電気絶縁性であり、神経カフの選択性を改良する役割をする。リッジ(28)は神経を貫通せずに神経(N)の外面を封鎖する。本発明の神経カフは機能的電気刺激システムに使用され得る。電極(34)を細管(42)と置き換えて、薬剤を該管を通じてカフの中を通る神経の一部に選択的に輸送したり、神経の外側の選択部分に隣接する部分から流体をサンプリングしたりすることが可能である。神経カフはモジュール式のセグメント(221)から構成してもよく、同セグメント(221)を選択的に使用して、埋め込みの時に神経(N)の形状及び寸法に合わせてあつらえて提供することが可能である。
請求項(抜粋):
(a)神経(N)を収容するボア(25)によって貫通される生体適合性材料から成る電気絶縁性の管状カフ本体(24)と、前記カフ(24)本体はボア(25)内への神経(N)の通過を許容する閉鎖部(26)と、ボア(25)に入る2以上の電極(34)とを有することとを備えた神経カフ(20)において、 (b)カフ本体(24)の内面上に概して長手方向に延びると共にボア(25)内に突出する複数の電気絶縁性の滑らかな長手方向に延びるリッジ(28)と、長手方向に延びるリッジの隣り合う対によって、ボア(25)内を概して長手方向に延びる複数のチャンバ(30)が形成されることと、 (c)複数のチャンバ(30)の各々の中に存在する電極(34)と、前記電極(34)は隣り合う一対の長手方向に延びるリッジ(28)の間に配置されることとを特徴とする神経カフ(20)。
Fターム (1件):
4C053CC10

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