特許
J-GLOBAL ID:200903092135489490

信号処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 哲 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-098134
公開番号(公開出願番号):特開平5-276409
出願日: 1984年06月27日
公開日(公表日): 1993年10月22日
要約:
【要約】【目的】 空間周波数または非空間周波数の信号源からの信号を周波数スペクトル分解して得られる信号を、実時間で合成して効率的に確実に複合信号を得る。【構成】 対象とする最高周波数がf0 以下の時間信号の(1次元または多次元の)情報成分の周波数スペクトルを実時間で分解し、また分解して得られた周波数スペクトルから上記の如き時間信号を実時間で合成する場合に、パイプライン構体1a、1bを使用して行なう。この様なパイプライン構体は時間信号によって決定されるテレビジョン画像の2次元空間周波数の画像処理に特に適している。
請求項(抜粋):
Nを複数整数としたとき,序数順に並べられたN個の各別の時間信号の群から1つの時間信号を合成する信号処理装置であって;上記1つの時間信号を実時間ベースで合成するため、(1)上記1つの時間信号が与えられた数の次元を持つ情報の周波数スペクトルをその各次元における特定のサンプル密度により画定するある情報成分サンプルの列から成り、(2)上記の群をなすように序数順に並べられたN個の各別の時間信号のうちの第1の信号が、上記情報の周波数スペクトルの最上部を上記各次元における上記特定のサンプル密度に実質的に等しいサンプル密度により画定する情報成分サンプルの列から成り、(3)上記群をなすように序数順に並べられたN個の各別の時間信号のうちの第2ないし第(N-1)の各信号が、上記信号群中の各信号の直前の信号により画定される部分の周波数スペクトルの対応する次元の下で、上記信号群中の各信号の直後の信号により画定される部分の周波数スペクトルの対応する次元より上の、その各次元において上記情報の周波数スペクトルの各部分を画定する情報成分サンプルの列から成り、(4)上記群をなすように序数順に並べられたN個の各別の時間信号のうちの第2ないし第(N-1)の各信号に対応する上記情報成分サンプルの列の自身の各情報次元に対するサンプル密度が、上記信号群中のその直前の各信号に対応する情報成分サンプルの列の対応する情報次元のサンプル密度より小さく、(5)上記各情報成分サンプルの列が互いに所定の時間ずれをもって生じ、さらにその装置が、それぞれ上記各別の時間信号よりなる群中の上記第1ないし第(N-1)番目の信号のそれぞれに関連して、上記各別の時間信号よりなる群中の順番の信号をこれに続く上記信号群中の各別の信号の全部の累積和と組合せる(N-1)個のサンプル信号組合せ手段の群を含み、上記各別の信号よりなる群中の上記第1ないし第(N-2)番目の信号に関連する上記組合せ手段が、それぞれ加算器と、関連する各別の信号をその加算器の第1の入力として送る第1の手段と、その各別の信号の直後の各別の信号に関連する組合せ手段の加算器の出力をその各別の信号と同じサンプル密度でその加算器の第2の入力として送る第2の手段とを含み、上記信号群中の上記第(N-1)番目の信号に関連する上記組合せ手段が、加算器と、上記第(N-1)番目の信号をその加算器の第1の入力として印加する上記第1の手段と、上記第N番目の信号を上記第(N-1)番目の信号と同じサンプル密度でその加算器の第2の入力として印加する第3の手段とを含み、上記各第1の手段、上記各第2の手段および上記群の上記第(N-1)番目の組合せ手段の第3の手段が、上記信号群の上記時間ずれをもった各別の信号を送るときそれぞれ所定量の時間遅延を挿入して上記(N-1)個の各組合せ手段に対し、その加算器の第1および第2の入力の情報成分サンプルの各列の対応する各情報サンプルが互いに実質的に同時に生ずるようにし、これによって上記信号群の上記第1の各別の信号に関連する上記組合せ手段の加算器の出力に上記合成された時間信号が得られるようになっていることを特徴とする信号処理装置。
IPC (3件):
H04N 5/14 ,  G06F 15/62 310 ,  H03H 17/02

前のページに戻る