特許
J-GLOBAL ID:200903092136800520

ケーブル用リール装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樺澤 襄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-112544
公開番号(公開出願番号):特開平7-322463
出願日: 1994年05月26日
公開日(公表日): 1995年12月08日
要約:
【要約】【目的】 円滑に動作するケーブル用リール装置を安価にする。【構成】 自動車のステアリングコラムに遊嵌するケーブル用リール装置を構成する。ロータ14の軸部56とステータ15の枠部44との間に形成したケーブル収納部に、略環状の案内体21とフラットケーブル22とを収納する。フラットケーブル22は、案内体21に形成した反転用挿通部84を通って、軸部56の外周と、枠部44の内周とに、反対方向に巻き付ける。案内体21の反転用挿通部84の近傍の内周側に、分離部92を一体に形成する。この分離部92で、フラットケーブル22を案内し、案内体21の内周側の1巻目と2巻目以後とを分離する。【効果】 フラットケーブル22が案内体21の内側で膨らんだ際に、案内体21の内板部71とフラットケーブル22との間の摩擦抵抗が増加しない。
請求項(抜粋):
略筒状をなす枠部、およびこの枠部の内側にこの枠部に対して相対的に正逆方向に回転可能に設けられた軸部を有したケースと、これらの枠部と軸部との間に形成されたケーブル収納部に収納され、一端部が前記枠部に接続され、他端部が前記軸部に接続されて、これらの枠部および軸部の相対的な正逆方向の回転に伴い前記軸部の外周部と前記枠部の内周部とに反対方向に巻き付けられるケーブルと、前記ケーブル収納部に収納され、前記軸部の外周部に巻き付けられたケーブルと前記枠部の内周部に巻き付けられたケーブルとの間に位置してこのケーブルを案内する案内体とを備えたケーブル用リール装置において、前記案内体は、前記軸部の周囲に位置して周方向に回転自在な略環状をなし、前記ケーブルを挿通して反転させる反転用挿通部が形成されているとともに、この反転用挿通部を挟んで、前記ケーブルがこの案内体の内周側に導入する時に押動される側の第1の端部と、この第1の端部に対向し、前記ケーブルが案内体の外周側に導出する時に押動される側の第2の端部とを有し、さらに、この第1の端部近傍の内周部から内周側に離間して分離部が設けられ、これら内周部と分離部との間に、前記反転用挿通部に挿通した前記ケーブルを挿通したことを特徴とするケーブル用リール装置。
IPC (4件):
H02G 11/02 301 ,  B60R 16/02 ,  B62D 1/04 ,  H01R 35/04

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