特許
J-GLOBAL ID:200903092137722345

内燃機関のバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-238404
公開番号(公開出願番号):特開平5-099006
出願日: 1991年09月18日
公開日(公表日): 1993年04月20日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】冷間時や暖機後で異なる油圧駆動方式の可変バルブタイミング機構(VVT)の作動遅れ時間に応じてアイドルアップを適合させる。【構成】ECU70はスロットルセンサ62、回転数センサ66の検出値等に基づき、吸気バルブ8と排気バルブ9とのバルブオーバラップを大きい状態から小さい状態へ切換えるべく油圧駆動方式のVVT25を駆動切換えし、そのVVTの作動遅れによる吸入空気量の不足をアイドルスピードコントロールバルブ(ISCV)24を駆動制御により補ってアイドルアップを適合させるようにする。又、ECUは水温センサ65の検出値をVVTの作動油温度相当値として使用し、その検出温度が低いほどISCVの駆動制御量(開度、開弁時間)を大きく補正する。これにより、VVTの作動油の粘性状態に起因するVVTの作動遅れ時間の違いに合わせて吸入空気量の補正が行われる。
請求項(抜粋):
内燃機関の回転に同期して所定のタイミングで駆動され、燃焼室に通じる吸気通路及び排気通路をそれぞれ開閉する吸気バルブ及び排気バルブと、前記吸気バルブの開閉タイミングを可変にするために油圧により駆動される可変バルブタイミング機構と、前記吸気バルブよりも上流側の前記吸気通路にて、前記内燃機関のアイドル運転時にそのアイドル運転を安定させるべく吸入空気量を調整するために駆動されるアイドル吸気量調整手段と、前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記運転状態検出手段の検出結果に基づき前記吸気バルブと前記排気バルブとのバルブオーバラップを大きい状態から小さい状態へ切換えるべく前記可変バルブタイミング機構を駆動切換えすると共に、その時の吸入空気量の不足を補正するために前記アイドル吸気量調整手段を駆動制御する駆動制御手段とを備えた内燃機関のバルブタイミング制御装置において、前記可変バルブタイミング機構の駆動に使用される油の温度状態を検出する油温検出手段と、前記油温検出手段の検出温度に基づき、その検出温度が低いほど前記アイドル吸気量調整手段の駆動制御量を大きく補正する油温補正手段とを備えたことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
IPC (6件):
F02D 13/02 ,  F01L 1/34 ,  F02D 41/04 315 ,  F02D 43/00 301 ,  F02D 43/00 ,  F02D 45/00 312

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