特許
J-GLOBAL ID:200903092147602372

多気筒エンジンのクランク軸構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤本 博光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-235497
公開番号(公開出願番号):特開平8-093746
出願日: 1994年09月29日
公開日(公表日): 1996年04月09日
要約:
【要約】【目的】 多気筒エンジンのクランク軸構造において、ピストン系の慣性力を確実にキャンセルさせて良好なバランス率を得ることによりエンジン振動および軸受けメタルの負荷を低減させると共にエンジンの小型化を図る。【構成】 クランクピン10dと、クランクピン10dをクランクピン10d両端部から保持する一対のクランクウェブ12d1,12d2と、クランクウェブ12d1の縁部に形成されたプライマリードライブギヤ14と、クランクウェブ12d2に設けられたバランスウェイト16とを有する多気筒エンジンのクランク軸構造であって、バランスウェイト16は、別体のウェイト18を有し、かつ、クランクウェブ12d2の縁部12d2'の外径D1がプライマリードライブギヤ14の歯底径D2よりも小さく設定され、この縁部12d2'に前記別体のウェイト18が取り付けられる。
請求項(抜粋):
エンジンにおけるピストンの往復運動をクランク軸の回転運動に変換するコネクティングロッドを前記クランク軸側で軸支するクランクピンと、該クランクピンを該クランクピン両端部から保持する一対のクランクウェブと、該一対のクランクウェブのうちの一方の縁部に形成された、前記クランク軸の回転動力取り出し用の歯車と、前記一対のクランクウェブのうちの他方に、前記クランクピンの保持側と前記クランク軸中心を挟んで反対側に設けられたバランスウェイトとを有する多気筒エンジンのクランク軸構造において、前記バランスウェイトは、少なくとも一部が別体に形成され、かつ、前記他方のクランクウェブの縁部が前記歯車の歯底部よりもほぼ前記クランク軸中心側に位置しており、前記他方のクランクウェブの縁部に前記別体のウェイトが取り付けられていることを特徴とする多気筒エンジンのクランク軸構造。
IPC (2件):
F16C 3/10 ,  F16C 3/20
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-290637

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