特許
J-GLOBAL ID:200903092148752130

配線用遮断器の操作機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-013665
公開番号(公開出願番号):特開平6-028961
出願日: 1993年01月29日
公開日(公表日): 1994年02月04日
要約:
【要約】【目的】 不都合なトリップが起こるとき、ハンドルおよびラッチを負荷位置に保持する配線用遮断器を得ること。【構成】 配線用遮断器のトッグル(28)を備えた操作機構は、遮断器の開閉およびトリップに追従してラッチ(26)のリセットを制御する回転ハンドル(23)を有する。ハンドル(23)はラッチ(26)のカム面(39)と共働するリセットローラ(38)を支持し、その面は第1カム部分(41)および傾斜変化点(40)によって分離された第2カム部分(42)を有する。第2部分はリセット位置に対応し、この部分の傾斜はハンドル(23)の安定なリセット位置を得るように選択される。
請求項(抜粋):
手動開閉および故障が起ったときの自動開放を制御する、少なくとも一つの可動接触子(12)、固定スピンドル(24)に枢着され、かつカム面(39)を有するラッチ(26)、トグルスピンドル(30)と、一端が可動接触子(12)に他端がトグルスピンドル(30)に連結された第1レバー(29)と、一端がラッチ(26)に、他端がトグルスピンドル(30)に枢着された第2レバー(31)とによって構成されたトグル(28)、一端がトグルスピンドル(30)に、他端がハンドル(23)に装着されたばね(33)、ラッチ(26)と共働してこのラッチ(26)を拘束位置に保持するように構成されたロック(36)、およびハンドル(23)によって作動され、またラッチ(26)のカム面(39)と共働してラッチ(26)を拘束位置に移動するように構成され、ハンドル(23)を三つの別々の位置、すなわち、ばね(33)がトグル(28)を伸長位置に押す閉路位置、ばね(33)がトグル(28)を折曲げ位置に押しラッチ(26)が拘束位置にある手動開放およびリセット位置、およびラッチ(26)が拘束されずトグル(28)が折曲げ位置にあるトリップ位置、に移動可能にするカム従動ローラ(38)を有する配線用遮断器の操作機構において、カム面(39)は二つの連続する部分、すなわちトリッブ位置とリセット位置との間のハンドル(23)の移動にほぼ対応する第1部分(41)、およびリセット位置に対応する第2部分(42)、の間の限界を示す傾斜変化点(40)を有し、第1部分の傾斜はばね(33)から与えられる力とハンドル(23)に加えられる力の合力がハンドルをトリップ位置に押すようなものであり、第2部分(42)の傾斜はハンドル(23)をラッチ(26)を保持する安定位置として構成されたリセット位置に押すようなものであることを特徴とする、配線用遮断器の操作機構。
IPC (2件):
H01H 73/02 ,  H01H 71/52
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭62-022342
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-077341

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