特許
J-GLOBAL ID:200903092151644730

アルミニウム合金製バット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 梶 良之 ,  須原 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-085726
公開番号(公開出願番号):特開2004-002983
出願日: 2003年03月26日
公開日(公表日): 2004年01月08日
要約:
【課題】耐蝕性に優れ、バットに必要な前記引張特性や前記圧縮特性、更には、損失係数で表現される打撃感も優れた、熱処理型7000系アルミニウム合金押出材からなるアルミニウム合金製バットを提供することを目的とする。【解決手段】熱処理型7000系アルミニウム合金押出材からなるバットが、Zn:5.7〜8.5%、Mg:1.2〜2.6%、Cu:1.9〜2.6%、Zr:0.08〜0.15%を含み、かつ、Si: 0.12%以下、Fe:0.15%以下、Mn:0.30%以下、Cr:0.20%以下、V:0.05%以下、Ti:0.10%以下とし、残部Alおよび不可避的不純物からなるとともに、人工時効処理後の、引張強度540MPa以上、伸び10%以上の引張特性と、耐力540MPa以上、縦弾性率70000MPa以上の圧縮特性とを有し、かつ、耐SCC応力180MPa以上、剥離腐食性EB以上の耐蝕性を有し、更に、損失係数が1次モードで0.017以下および3次モードで0.010以上である打撃感を有することである。【選択図】 無し
請求項(抜粋):
熱処理型7000系アルミニウム合金押出材からなるバットであって、7000系アルミニウム合金押出材が、Zn:5.7〜8.5%、Mg:1.2〜2.6%、Cu:1.9〜2.6%、Zr:0.08〜0.15%を含み、かつ、Si: 0.12%以下、Fe:0.15%以下、Mn:0.30%以下、Cr:0.20%以下、V:0.05%以下、Ti:0.10%以下とし、残部Alおよび不可避的不純物からなるとともに、この7000系アルミニウム合金押出材が、115〜145°Cで12〜48時間の人工時効処理後に、160〜190°Cで6〜12時間の再人工時効処理される2段階の時効処理を、溶体化処理および焼き入れ後に施されており、引張強度が540MPa以上、伸びが10%以上の引張特性と、耐力が540MPa以上、縦弾性率が70000MPa以上の圧縮特性とを有し、かつ、耐SCC応力が180MPa以上、剥離腐食性がEXCOランクでEB以上の耐蝕性を有し、更に、損失係数が周波数700Hzの1次モードで0.017以下および周波数3800Hzの3次モードで0.010以上である打撃感を有するアルミニウム合金製バット。
IPC (2件):
C22C21/10 ,  A63B59/06
FI (2件):
C22C21/10 ,  A63B59/06 A
引用特許:
出願人引用 (8件)
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