特許
J-GLOBAL ID:200903092162153070
テスト媒体
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
尾関 伸介
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-504144
公開番号(公開出願番号):特表2008-536492
出願日: 2006年03月21日
公開日(公表日): 2008年09月11日
要約:
【課題】1つのテスト媒体中の最大4個(又は種類)までの個別の微生物を容易、迅速且つ高精度で検出、定量化、特定および分化するテスト媒体および方法を提供する。【解決手段】テスト媒体は、周囲光の下で単一のテスト媒体中の一般大腸菌、E.C、エーロモナス属およびサルモネラ菌を含み得る、特定の酵素を生成する生物実体の集合体を定量化および分化するテスト媒体が開示されている。実質的に黒色の不拡散性沈殿物を生成する新たなクラスのノンクロモゲンサブストレートが開示されている。この沈殿物は、テスト媒体中に存在する他のクロモゲンサブストレートと干渉しない。1つの実施の形態では、テスト媒体中に存在するE.Cの群体が実質的に黒色を示し、一般大腸菌の群体がテスト媒体中で青紫色を示し、テスト媒体中に存在するエーロモナス属の群体が略赤桃色を示し、またサルモネラ菌の群体は略薄緑色を示す。検出および定量化のためその他の微生物および色も可能である。抑制剤およびそれを使用するテスト媒体の調製方法も開示している。
請求項(抜粋):
一般大腸菌、E.C、エーロモナス属およびサルモネラ菌を検出、定量化又は分化するテスト媒体において、
E.Cの存在下において周囲光の元で視覚可能な第1生成物を形成するβ-D-グルクロニドクロモゲン又は非クロモゲンサブストレートと、
サルモネラ菌、E.Cおよびその他の大腸菌の存在下において周囲光の元で視覚可能な第2生成物を形成するα-D-ガラクトシドクロモゲンサブストレートと、
エーロモナス属、E.Cおよびその他の大腸菌の存在下において周囲光の元で視覚可能な第3生成物を形成するβ-D-ガラクトシドクロモゲンサブストレートと、
β-D-グルクロニドサブストレート、α-D-ガラクトシドサブストレート又はβ-D-ガラクトシドサブストレートのうちの1つであり、E.C、一般大腸菌サルモネラ菌又はエーロモナス属の少なくとも1つの存在下において紫外線の元で蛍光を発する生成物を形成する第4サブストレートとを備え、
前記α-D-ガラクトシドおよび前記β-D-ガラクトシドサブストレートの生成物は、一般大腸菌およびE.Cの存在下で合成色を形成し、前記一般大腸菌、E.C、エーロモナス属およびサルモネラ菌は相互に区別可能であることを特徴とするテスト媒体。
IPC (4件):
C12Q 1/02
, G01N 21/78
, C12Q 1/34
, G01N 21/77
FI (4件):
C12Q1/02
, G01N21/78 C
, C12Q1/34
, G01N21/77 D
Fターム (12件):
2G054CA20
, 2G054CE02
, 2G054EA03
, 2G054GA04
, 2G054GB04
, 4B063QA01
, 4B063QA18
, 4B063QQ06
, 4B063QR10
, 4B063QR44
, 4B063QS36
, 4B063QX02
引用特許:
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