特許

J-GLOBAL ID：200903092164825504

ナトリウム-硫黄電池及びその陽極容器の製造方法

発明者： 安藤 孝志
出願人/特許権者： 日本碍子株式会社
代理人 (1件)： 恩田 博宣
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-305702
公開番号（公開出願番号）：特開平6-163074
出願日： 1992年11月16日
公開日（公表日）： 1994年06月10日
要約：

【要約】【目的】 陽極容器の熱変化に伴う伸縮を十分に吸収緩和して、陽極容器の外周のくびれ部や陽極容器の内面の耐食皮膜にクラックが生じたり、固体電解質管が破損したりするのを防ぐ。【構成】 金属製の陽極容器1内にセラミック製の固体電解質管8を吊り下げ状態で取着する。固体電解質管8の内側の陰極室R1内にナトリウムNaを収容し、外側の陽極室R2内に硫黄Sを収容する。陽極容器1の外周に上下一対のくびれ部3,4を、陽極容器1の長手方向へ所定間隔をおいて形成し、このくびれ部3,4により陽極容器1の熱変化に伴う伸縮を吸収緩和する。

請求項（抜粋）：

金属製の陽極容器内にセラミック製の固体電解質管を吊り下げ状態で取着し、その固体電解質管の内側の陰極室内にナトリウムを収容すると共に、外側の陽極室内に硫黄を収容してなるナトリウム-硫黄電池において、前記陽極容器の上部外周にくびれ部を設けるとともに、そのくびれ部から下方へ所定間隔をおいてさらに別のくびれ部を形成したことを特徴とするナトリウム-硫黄電池。