特許
J-GLOBAL ID:200903092169109408

液晶表示素子のラビング配向処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-304440
公開番号(公開出願番号):特開平5-142542
出願日: 1991年11月20日
公開日(公表日): 1993年06月11日
要約:
【要約】【目的】 本発明は画素周辺部位にある信号線近傍の未配向領域が減少し、画素中央部の配向規制力が強く、液晶表示素子として高い電圧保持率が確保される配向むらのない均一な液晶配向が得られるラビング配向処理方法を提供することを目的とする。【構成】 配向膜が形成された液晶基板1は、真空チャックテーブル2に保持され矢印A方向に移動し、第1ラビング材5を装着し矢印B方向に回転している第1回転ローラ3と第2ラビング材6を装着し矢印C方向に回転している第2回転ローラ4により順次摺擦される。これらの構成により一方の回転ローラで配向摺擦力の強いラビング処理を行い、他方の回転ローラで配向摺擦力の弱いラビング処理を行う。更に、ラビング材はコットン、レーヨン等を使用し、布の毛先の向き目方向を回転ローラの中心軸に対して±1〜90°の範囲内に傾斜させたものを回転ローラに装着した。
請求項(抜粋):
基板上に配向膜を形成した後、ラビング材を巻き付けたローラを回転させながら配向膜の表面を特定の方向にラビングする配向処理で、ラビング材を巻き付ける回転ローラを少なくとも2個以上を並列に具備し、一方の回転ローラで配向摺擦力の強いラビング処理を行い、他方の回転ローラで配向摺擦力の弱いラビング処理を行うことを特徴とする液晶表示素子のラビング配向処理方法。

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