特許
J-GLOBAL ID:200903092171095910

過給機を駆動するトルクを利用したプラネタリギア式自動車発進装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-191408
公開番号(公開出願番号):特開2009-002499
出願日: 2007年06月25日
公開日(公表日): 2009年01月08日
要約:
【課題】安価、軽量でシンプルな構造を持つトルクコンバーターや摩擦クラッチを置き換える自動車発進装置。ギアを入れたアイドリングでの停止状態からアクセルを踏むだけでスムーズかつ力強く発進が可能で、通常の走行状態では100%の動力伝達を行うことで燃費の改善を実現する。【解決手段】プラネタリギアの差動動作を利用し過給機を反力装置として利用することで目的を達成する、ロックアップクラッチとバイパスバルブを制御することで回転力伝達経路や反力動作を自由にコントロールすることで走行状況に合わせて最適な動作をさせることができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
プラネタリギアのサンギア、リングギア、プラネットキャリアの3つの回転軸にエンジンからの入力、変速機への出力、容積形過給機を回転させるドライブギア(スプロケットやプーリーでも可)を割り当てたもの。 ただし入力軸(エンジン)が回転している時、過給機の回転軸を固定した場合変速機への回転出力は同方向減速回転となり、変速機への回転軸を固定した場合変速機の出力は逆方向増速回転となる組み合わせであること。 具体的にはシングルピニオンのプラネタリギアではエンジン→リングギア、プラネタリキャリア→変速機、サンギア→過給機をドライブするギア。 ダブルピニオンのプラネタリギアではエンジン→プラネタリキャリア、リングギア→変速機、サンギア→過給機ドライブギア、或いはエンジン→サンギア、リングギア→変速機、プラネットキャリア→過給機ドライブギアの3種類の組み合わせのうちいずれかと、プラネタリ動作をロックアップすることで直結動作をさせるクラッチと、過給動作を行わせることで過給機を駆動させるトルク(回転を妨げる力)を発生させるためのバイパスバルブの組み合わせからなる装置。 さらに、上記の装置において過給機への動力伝達路にワンウェイクラッチを設けることで、プラネタリギアをロックアップした際、過給機の回転伝達方向が逆転することを防止する機能を持たせたことを特徴とした自動車用発進装置。
IPC (1件):
F16H 3/66
FI (1件):
F16H3/66 B
Fターム (15件):
3J028EA27 ,  3J028EB33 ,  3J028EB62 ,  3J028EB66 ,  3J028FA06 ,  3J028FB05 ,  3J028FB14 ,  3J028FC13 ,  3J028FC16 ,  3J028FC20 ,  3J028FC25 ,  3J028FC59 ,  3J028GA02 ,  3J028HA12 ,  3J028HA26

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