特許
J-GLOBAL ID:200903092192758669

二酸化炭素回収型発電プラントの圧縮機サージ防止システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 新 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-147497
公開番号(公開出願番号):特開2000-337109
出願日: 1999年05月27日
公開日(公表日): 2000年12月05日
要約:
【要約】【課題】 CO2 回収型発電プラントの圧縮機サージ防止システムに関し、圧縮機のサージを防止し、プラントを安全に運転する。【解決手段】 燃焼器22にはCH4 とO2 が供給され、タービン23で膨張して仕事をし、排ガスボイラ24を通り、復水器25で復水したH2 Oを加熱し、加熱蒸気を燃焼器23へ供給する。排ガスボイラ24からのガスは、一部は復水器25へ、残りがH2 O高濃度ライン41、流量調節弁31を介し、更に復水器25のH2 OはCO2 高濃度ライン42、流量調節弁32を介し、合流して圧縮機21入口側に戻る。制御装置30は濃度センサS1,S2、流量センサS3,S4、圧力センサS5の信号を取込み、圧縮機21がサージを起こさないようなH2 OとCO2 の濃度比とするように流量調節弁31,32を制御し、サージングを防止する。
請求項(抜粋):
水蒸気と二酸化炭素の混合気体を作動流体として圧縮する圧縮機と、同圧縮機からの作動流体に酸素を加え燃料と共に燃焼させる燃焼器と、同燃焼器からの燃焼ガスを膨張させ仕事をするタービンと、同タービンの排気を導き排熱を回収する熱交換器と、同熱交換器からの前記排気の一部を前記圧縮機へ作動流体として戻す第1の戻りラインと、同熱交換器からの前記排気の残りを導き復水させる復水器と、同復水器からの復水の一部を前記熱交換器で加熱して前記燃焼器へ供給するラインと、前記復水器からの復水の残りのうち一方を導き二酸化炭素を排出する手段を設け、復水の他方を前記圧縮機へ作動流体として戻す第2の戻りラインとを備えてなる発電プラントにおいて、前記第1,第2戻りラインには、それぞれ流量調節弁、濃度センサ及び温度センサを設けると共に、前記圧縮機出口側に圧力センサを設け、前記第1,第2戻りラインの濃度センサ、温度センサ及び前記圧力センサの検出信号を取込み、これら各信号に基づいて前記圧縮機がサージを起こさないような流量となるように前記各流量調節弁の開度を制御する制御装置とを備えたことを特徴とする二酸化炭素回収型発電プラントの圧縮機サージ防止システム。
IPC (7件):
F01K 23/10 ,  F01K 21/04 ,  F01K 25/06 ,  F02C 3/30 ,  F02C 3/34 ,  F22B 1/18 ,  F22D 11/06
FI (7件):
F01K 23/10 C ,  F01K 21/04 A ,  F01K 25/06 ,  F02C 3/30 C ,  F02C 3/34 ,  F22B 1/18 H ,  F22D 11/06 A
Fターム (6件):
3G081BA02 ,  3G081BA15 ,  3G081BB10 ,  3G081BC07 ,  3G081BD00 ,  3G081DA23

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