特許
J-GLOBAL ID:200903092193484589

TDMAフレーム同期方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本間 崇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-231485
公開番号(公開出願番号):特開平9-084118
出願日: 1995年09月08日
公開日(公表日): 1997年03月28日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 同一スロット割り当てが発生したとき、干渉を生じて周波数利用効率が悪化するという課題を解決する。【解決手段】 各無線基地局は受信した順番にモジュロM(基地局識別番号をMで除した余り)を計算する。Mの値が同一の基地局が存在しない場合、又はMの値が同一の基地局が存在し、かつ先に同一時刻上にある基地局の制御信号レベルに対し後からの基地局の制御信号レベルが許容レベル以下の場合、Mの値に対応する時間軸上にTDMA信号を割り当て、Mの値が同一で、かつ先に同一時刻上にある基地局の制御信号レベルに対し後からの基地局の制御信号レベルが許容レベル以上である場合、干渉局と見なし、干渉局のTDMA信号を同一時刻上に割り当てないよう配置し、各基地局毎に自局の送信すべきTDMAフレームの位相を決定する。
請求項(抜粋):
複数の無線基地局が複数の移動局とTDMA方式により通信を行ない、各無線基地局毎に対応する基地局識別番号を予め定め、各無線基地局毎に隣接する他の無線基地局が一定間隔で繰り返し送信する複数の制御信号を受信し、該各制御信号より他の無線基地局から送信されたTDMAフレームの位相と基地局識別番号を検知し、各無線基地局は各基地局識別番号をM(Mは2以上の整数)で除した余り(以下、モジュロMという)を計算し、該モジュロMの小さい順にTDMA信号が時間軸上に並ぶよう各無線基地局の送信時刻を制御し、前記モジュロMの値が同一の基地局識別番号を持つ場合は前記TDMA信号を同一時刻上に割り当て、時間軸上に全てのTDMA信号を基地局識別番号順に並べ、全ての無線基地局が送受信するTDMA信号のフレーム同期をとるTDMAフレーム同期方法において、前記各基地局識別番号を持つ各制御信号を受信した各無線基地局は受信した順番にモジュロMを計算し、計算された無線基地局から優先的にTDMAフレームの位相を決定し、前記モジュロMの値が同一である無線基地局が存在しない場合、あるいは、前記モジュロMの値が同一である無線基地局が存在し、かつ、先に同一時刻上にある無線基地局の制御信号レベルに対して後から受信された無線基地局の前記制御信号レベルが許容レベル以下である場合、モジュロMの値に対応する時間軸上にTDMA信号を割り当て、前記モジュロMの値が同一である無線基地局が存在し、かつ、先に同一時刻 上にある無線基地局の制御信号レベルに対して後から受信された無線基地局の制御信号レベルが許容レベル以上である場合、後から受信された無線基地局を干渉局と見なし、干渉局のTDMA信号を同一時刻上に割り当てないよう配置し、各無線基地局毎に自局の送信すべきTDMAフレームの位相を決定することを特徴とするTDMAフレーム同期方法。
IPC (5件):
H04Q 7/38 ,  H04Q 7/36 ,  H04J 3/00 ,  H04J 3/06 ,  H04L 7/08
FI (5件):
H04B 7/26 109 N ,  H04J 3/00 H ,  H04J 3/06 A ,  H04L 7/08 Z ,  H04B 7/26 105 D

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