特許
J-GLOBAL ID:200903092194806555

グラビア印刷用樹脂被覆紙

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-000077
公開番号(公開出願番号):特開平9-188999
出願日: 1996年01月04日
公開日(公表日): 1997年07月22日
要約:
【要約】【課題】 高速かつ安定生産できる生産性に優れ、インク接着性、ピック剥離性、重送性の問題のない印刷上がりの良好な、ミッシングドットの良好なグラビア印刷用樹脂被覆紙を提供する。【解決手段】 紙基体の少なくとも片面にポリオレフィン樹脂と顔料及び帯電防止剤を含有した層が被覆されたグラビア印刷用樹脂被覆紙において、顔料がポリオレフィン樹脂に対して5〜30重量%、好ましくは5〜18重量%であり、帯電防止剤が3重量%以下、好ましくは0.05〜0.6重量%含有し、SRaが1.3μm以下、好ましくは1μm以下であり、膜厚むら指数Rpyが500mV以下、好ましくは300mV以下である。好ましくは炭酸カルシウム、二酸化チタンの少なくとも1種類を使用する。特にポリプロピレン系樹脂が好ましい。
請求項(抜粋):
紙基体の少なくとも片面がポリオレフィン樹脂と顔料及び帯電防止剤を含有する少なくとも1層のポリオレフィン樹脂組成物により被覆されたグラビア印刷用樹脂被覆紙において、少なくとも最外層の該ポリオレフィン樹脂組成物が帯電防止剤をポリオレフィン樹脂に対して3重量%以下含有し、最外層の該ポリオレフィン樹脂に対する顔料の比率が5〜30重量%であり、該樹脂被覆紙の下記で規定される抄紙方向の膜厚むら指数Rpyが500mV以下であり、かつ触針式3次元表面粗さ計を用いて測定される波長0.8mm以上カットオフでの抄紙方向の中心面平均粗さSRaが1.3μm以下であることを特徴とするグラビア印刷用樹脂被覆紙。接触式膜厚むら指数Rpy:2つの球状の触針の間に試料を走行させ、試料の厚み変動を電子マイクロメーターを介し電気信号として測定するフィルム厚み測定器を用い、電子マイクロメーターの感度レンジが±15μm/±3Vの条件で、ゼロ点調整後試料の抄紙方向に1.5m/分の定速で走査することで試料の抄紙方向の厚み変動を測定し、得られた測定信号値を、FFTアナライザーを用いて、時間窓にハニングウィンドウを使用して高速フーリエ変換して、128回の積算の加算平均によるパワースペクトル(単位:mV2)を求め、 2〜25Hzの周波数域のパワー値を総和して2/3を掛けた値を1/2乗することにより求められる値(単位:mV)である。
IPC (9件):
D21H 19/44 ,  B32B 27/00 ,  B32B 27/10 ,  B32B 27/18 ,  B32B 27/20 ,  B32B 27/32 ,  D21H 19/38 ,  D21H 17/67 ,  C09K 3/16 102
FI (9件):
D21H 1/28 Z ,  B32B 27/00 F ,  B32B 27/10 ,  B32B 27/18 D ,  B32B 27/20 A ,  B32B 27/32 Z ,  C09K 3/16 102 ,  D21H 1/22 B ,  D21H 3/78

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