特許
J-GLOBAL ID:200903092199803988

廃棄物処分場

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牛木 護
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-001523
公開番号(公開出願番号):特開平9-187747
出願日: 1996年01月09日
公開日(公表日): 1997年07月22日
要約:
【要約】【課題】 遮水シートが破損しても、廃棄物からの浸出水が外部へ漏出するのを防ぎ、周囲環境の汚染を防止する。【解決手段】 投棄ピット2の地盤1上の遮水シート4,6を2重にする。これら遮水シート4,6間に玉石や土砂により通気層5を形成する。この通気層5から複数の通気パイプ21を立ち上げる。これら通気パイプ21と市松模様状をなす配置で、通気層5内にその乾燥状態を検出するセンサー22を設ける。通気パイプ21を通しての蒸散と、送風源23からの送風とにより、通気層5を乾燥状態に保つ。特にセンサー22が水分を検出したときは、その周囲の通気パイプ21より送風する。したがって、遮水シート4,6が破損して、投棄ピット2内の浸出水が通気層5に漏れ出ても、浸出水は外までは出ない。
請求項(抜粋):
廃棄物を投棄する地盤に、遮水シートを2重に設けるとともに、これら遮水シート間に、通気を許容する充填材を充填して通気層を形成し、前記通気層から立ち上がる複数の通気パイプと、これら通気パイプを通して前記通気層に送風する送風源と、前記通気層内に前記通気パイプと市松模様状をなす配置で設けられ通気層の乾燥状態を検出するセンサーとを備えたことを特徴とする廃棄物処分場。

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