特許
J-GLOBAL ID:200903092205214590

電 池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 求馬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-114029
公開番号(公開出願番号):特開2002-313408
出願日: 2001年04月12日
公開日(公表日): 2002年10月25日
要約:
【要約】【課題】 活物質が液体や気体である電池を実用電池とすることである。【解決手段】 密閉容器体5内を、仕切り6により、化学電池セル1Aの電解液4Aを入れる槽51Aと、化学電池セル1Bの正極活物質溶液4Bを入れる槽51Bとに仕切り、仕切り6は互いに電気的に導通する隔壁2A,2Bよりなる二重構造とする。隔壁2A,2Bを多孔性触媒で構成して、電池反応において電解液4A中のイオンを一旦ガス化することで隔壁2A,2Bを透過可能として上記イオンを槽51Aから槽51Bへと移動せしめる構成とする。さらに、仕切り6の上部に両槽51A,51Bと仕切り内部61とを連通する連通部62を設けて、隔壁2Aで発生して隔壁2A内部を透過することなく電解液4A中に拡散したガスを、連通部62を介して仕切り内部61に導き、仕切り内部61の減圧による電解液4Aの漏出を防止する。
請求項(抜粋):
第1および第2の化学電池セルを有する電池であって、絶縁材で形成した密閉容器体の内部を、仕切りにより左右に2槽に分割し、該仕切りを、第1の槽側の隔壁と第2の槽側の隔壁とを有する二重の構造とするとともに、その上部には両隔壁で挟まれた仕切り内部と両槽内とを連通する連通部を形成し、第1の化学電池セルは、液面が上記連通部よりも下方位置となるように第1の槽に満たした電解液と、上記第1の槽側の隔壁の全部または一部であって電解液中のイオンを還元してガス化する第1の多孔性触媒で構成した正極と、上記電解液中に浸漬せしめた負極とで構成し、第2の化学電池セルは、液面が上記連通部よりも下方位置となるように第2の槽に満たした電解液もしくは正極活物質溶液と、上記第2の槽側の隔壁の全部または一部であって上記正極より放出されたガスを吸収して酸化しイオン化せしめる第2の多孔性触媒で構成した負極と、上記電解液中に浸漬せしめた正極とで構成して、上記ガスを負極活物質とし、かつ、第1の化学電池セルの正極と第2の化学電池セルの負極とを導通せしめて上記両化学電池セルを直列接続し、第1の化学電池セルの負極と第2の化学電池セルの正極とを放電用または充電用の電極としたことを特徴とする電池。
IPC (3件):
H01M 10/04 ,  H01M 12/06 ,  H01M 10/30
FI (4件):
H01M 10/04 Z ,  H01M 12/06 B ,  H01M 12/06 Z ,  H01M 10/30 Z
Fターム (14件):
5H028AA06 ,  5H028AA07 ,  5H028AA08 ,  5H028BB15 ,  5H028CC04 ,  5H028CC08 ,  5H028CC26 ,  5H032AS04 ,  5H032AS12 ,  5H032BB01 ,  5H032BB07 ,  5H032BB08 ,  5H032CC02 ,  5H032HH05

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