特許
J-GLOBAL ID:200903092206431315

アクリル系樹脂の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-180240
公開番号(公開出願番号):特開平5-331212
出願日: 1992年05月29日
公開日(公表日): 1993年12月14日
要約:
【要約】【目的】特殊な重合反応器を要さず、高転化率でも粘度変化が小さく、重合反応の制御が容易である重合法により、全光線透過率が高く、分子量分布の狭い高品質のアクリル系樹脂を製造する。【構成】第1の重合反応器によりモノマーの転化率が10〜35%となるまで重合し、後段の重合反応器に於いて、特定量の溶剤を加えた後重合して、転化率を80%以上とし、その後、溶剤、低分子量重合体等を除去し、アクリル系樹脂を得る。
請求項(抜粋):
2個以上の重合反応器を使用して、70重量%以上のメチルメタクリレートと、共重合可能な他のビニル化合物とからなるモノマーを、ラジカル重合開始剤の作用で重合してアクリル系樹脂を製造するにあたり、(1)第1重合反応器でモノマーの転化率が10〜35%の範囲に重合し、生成した重合体含有混合物を最終重合反応器を含む後段の重合反応器へ移すこと、(2)後段の重合反応器中で重合体含有混合物と溶剤とを重量比で30〜90/70〜10の割合で混合すること、(3)後段の重合反応器でモノマーの転化率が80%以上になるまで重合すること、(4)第1及び後段の重合反応器での重合温度を同一とし、温度変化を±10°Cの節囲内に維持すること、(5)最終の重合反応器で得た重合体混合物から溶剤、未反応モノマー及び低分子量重合体を除去すること、を特徴とするアクリル系樹脂の製造法
IPC (3件):
C08F 2/06 MAX ,  C08F 2/00 MDB ,  C08F 20/14

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