特許
J-GLOBAL ID:200903092212029634

軽量構造物用免震装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 孝一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-082076
公開番号(公開出願番号):特開平11-280839
出願日: 1998年03月27日
公開日(公表日): 1999年10月15日
要約:
【要約】【課題】 通常時の荷重支持能力及び地震時の免震機能の確保はもとより、全体を小型かつ低コストに構成しつつ、風等による微小な力では不要な免震動作を制限するトリガー機能を持たせることができるようにする。【解決手段】 上部構造体A側の受け台2及び下部構造体B側の受け台4を複数個に分割し、それら分割受け台部材3A...,4A...を外端部側を支点にして上下揺動可能に構成するとともに、各分割受け台部材3A...,4A...の背面部に、それらの上下対向面3a,4aが互いに接近する方向に揺動付勢するばね要素、たとえばコイルスプリング10A...,11A...を組み込むことによって、通常は滑動体5を装置中央部位置に固定保持させて風などによる小さな力で両受け台3,4が水平方向に相対変位することを制限するように働くトリガー機構を一体に組入れ構成している。
請求項(抜粋):
上部構造体側に装着された受け台と下部構造体側に装着された受け台とを、通常は上部構造体の荷重が下部構造体で支持され、かつ、地震等により下部構造体に水平変位力が作用したときは上下対向面に沿って滑り移動可能な滑動体を介して上下両受け台が相対的に水平移動して上部構造体への水平変位の伝達を低減するように構成されてなる軽量構造物用免震装置において、上記両受け台のうち少なくとも一方の受け台が周方向で複数個に分割され、各分割受け台部材はそれらの外端部側を支点として上下に揺動可能に構成されていると共に、各分割受け台部材の背面部には、これら分割受け台部材をそれらの外端部側の支点周りで上下対向面が互いに接近する方向に揺動付勢するばね要素が組み込まれ、通常時にはこれら各分割受け台部材によって上記滑動体をその周りから抱きかかえて両受け台の中央部位置に固定保持させるように構成していることを特徴とする軽量構造物用免震装置。
IPC (3件):
F16F 15/04 ,  E04B 1/36 ,  E04H 9/02 331
FI (3件):
F16F 15/04 E ,  E04B 1/36 H ,  E04H 9/02 331 D

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