特許
J-GLOBAL ID:200903092212563843

画素データ群の圧縮再生処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 幸男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-171433
公開番号(公開出願番号):特開平8-340450
出願日: 1995年06月14日
公開日(公表日): 1996年12月24日
要約:
【要約】【目的】 DCT変換処理方式により、全体として変化の少ない画像を高能率圧縮する。【構成】 入力画像1を複数のサブブロックX0に分割して符号化するとき、そのサブブロックX0が平坦な画像ならば、サブブロックX0を集合したマクロブロックX1が平坦な画像かどうかを調べる。マクロブロックX1が平坦ならば、画素データを間引いてから、更に広いマクロブロックX2が平坦な画像かを調べる。平坦なマクロブロックの符号化出力は、上位のものほど間引きにより高い圧縮率で出力される。
請求項(抜粋):
入力画像を2×2以上の画素からなる正方マトリクス状のサブブロックに分割し、隣接する複数のサブブロックを集合して正方マトリクス状の第1マクロブロックを構成し、隣接する複数の第1マクロブロックを集合して正方マトリクス状の第2マクロブロックを構成し、更に、任意の段階まで、隣接する下位のマクロブロックを集合して正方マトリクス状の上位のマクロブロックを構成して、始めに、前記サブブロックを構成する画素を表現する画素データを直交変換し、その変換係数を用いて、そのサブブロックが表現の平坦な平坦部に属するか否かを判定し、そのサブブロックが平坦部に属さないと判定されたときは、そのサブブロックの変換係数を量子化しエントロピー符号化して出力データとし、そのサブブロックが平坦部に属すると判定されたときは、そのサブブロックにより構成される第1マクロブロックに着目して、この第1マクロブロックに含まれる各サブブロックが平坦部に属するか否かを判定し、その第1マクロブロックに含まれるサブブロックのうち、1つでも平坦部に属さないと判定されたサブブロックが存在するときは、その第1マクロブロックの変換係数を量子化しエントロピー符号化して出力データとし、その第1マクロブロックに含まれる全てのサブブロックが平坦部に属すると判定されたときは、その第1マクロブロックに含まれる画素データをサンプリングして、画素数の少ないサンプリングブロックに変換して、その後は、下位のマクロブブロックにより構成される上位のマクロブロックに着目して、この上位のマクロブロックに含まれる全ての下位のマクロブロックがサンプリングブロックに変換されているか否かを判定し、その上位のマクロブロックに含まれるいずれかの下位のマクロブロックがサンプリングブロックに変換されてないと判定されたときは、その上位のマクロブロックの変換係数を量子化しエントロピー符号化して出力データとし、その上位のマクロブロックに含まれる全ての下位のマクロブロックがサンプリングブロックに変換されていると判定されたときは、その上位のマクロブロックに含まれる画素データをサンプリングして、画素数の少ないサンプリングブロックに変換するという動作を繰り返して、入力画像を構成する画素データ群を圧縮した出力データを生成することを特徴とする画素データ群の圧縮再生処理方法。
IPC (3件):
H04N 1/41 ,  H03M 7/30 ,  H03M 7/40
FI (3件):
H04N 1/41 B ,  H03M 7/30 A ,  H03M 7/40

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