特許
J-GLOBAL ID:200903092216304176

重合体ラテックスから低沸点物質を回収する方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-103611
公開番号(公開出願番号):特開平9-268206
出願日: 1996年03月29日
公開日(公表日): 1997年10月14日
要約:
【要約】【課題】 塩化ビニル系重合体ラテックスなどの発泡性に富んだ重合体ラテックスから、実質的に消泡剤を使用することなく、または機械的消泡器を実質的に用いることなく、発泡を抑止しつつ、未反応塩化ビニルモノマーなどの低沸点物質を高効率で回収することができる重合体ラテックスから低沸点物質を回収する方法および装置を提供すること。【解決手段】 低沸点物質を含む重合体ラテックスを蒸発缶内上部のノズルから噴霧して低沸点物質を蒸発させて回収する方法において、圧力50〜130torrの第1の蒸発缶で前記重合体ラテックスを蒸発缶内に貯留された重合体ラテックスの液面全面に噴霧し、次いで圧力100〜240torrで第1の蒸発缶より高い圧力の第2の蒸発缶で前記重合体ラテックスを蒸発缶内に貯留された重合体ラテックスの液面全面に噴霧するに際し、各々噴霧に付す時の前記重合体ラテックスの温度を各々の蒸発缶における飽和水蒸気温度より10〜30°C高い温度にすることを特徴とする低沸点物質を回収する方法。
請求項(抜粋):
低沸点物質を含む重合体ラテックスを蒸発缶内上部のノズルから噴霧して低沸点物質を蒸発させて回収する方法において、圧力50〜130torrの第1の蒸発缶で前記重合体ラテックスを蒸発缶内に貯留された重合体ラテックスの液面全面に噴霧し、次いで圧力100〜240torrで第1の蒸発缶より高い圧力の第2の蒸発缶で前記重合体ラテックスを蒸発缶内に貯留された重合体ラテックスの液面全面に噴霧するに際し、各々噴霧に付す時の前記重合体ラテックスの温度を各々の蒸発缶における飽和水蒸気温度より10〜30°C高い温度にすることを特徴とする低沸点物質を回収する方法。
IPC (2件):
C08F 6/10 MFP ,  C08F 14/06
FI (2件):
C08F 6/10 MFP ,  C08F 14/06
引用特許:
審査官引用 (1件)

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