特許

J-GLOBAL ID：200903092217528914

耐熱性医療容器

発明者： 荒木 和也 ,  磯野 啓之介
出願人/特許権者： 株式会社新素材総合研究所
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-333921
公開番号（公開出願番号）：特開2000-157611
出願日： 1998年11月25日
公開日（公表日）： 2000年06月13日
要約：

【要約】【目的】温度120°C以上の高圧蒸気滅菌に耐える医療用容器を提供。【構成】本発明の耐熱性医療用容器において、上記容器壁の外層は、密度が0.935〜0.950g/cm3の範囲でメタロセン触媒を用いて得られた線状ポリエチレンに低密度ポリエチレンを30重量%以下で含む混合樹脂からなり、上記容器壁の中間層は、密度が0.935〜0.950g/cm3の範囲でメタロセン触媒を用いて得られた線状ポリエチレンに低密度ポリエチレンを40〜70重量%の範囲で含む混合樹脂からなり、上記容器壁の内層は、密度が0.910〜0.930g/cm3の範囲にある線状ポリエチレンにポリプロピレンを25〜50重量%の範囲で含む混合樹脂からなり、上記外層の厚みは40〜75μmの範囲にあり、上記中間層の厚みは上記外層の厚みの2倍以上であり、上記容器壁の厚みは400μm以下である。

請求項（抜粋）：

容器壁が多層樹脂構造からなり、透明性及び柔軟性を有する容器であって、且つ収容した薬液と共に高圧蒸気滅菌処理される耐熱性医療容器において、上記容器壁の外層は、密度が0.935〜0.950g/cm3の範囲でメタロセン触媒を用いて得られた線状ポリエチレンに低密度ポリエチレンを30重量%以下で含む混合樹脂からなり、上記容器壁の中間層は、密度が0.935〜0.950g/cm3の範囲でメタロセン触媒を用いて得られた線状ポリエチレンに低密度ポリエチレンを40〜70重量%の範囲で含む混合樹脂からなり、上記容器壁の内層は、密度が0.910〜0.930g/cm3の範囲にある線状ポリエチレンにポリプロピレンを25〜50重量%の範囲で含む混合樹脂からなり、上記外層の厚みは40〜75μmの範囲にあり、上記中間層の厚みは上記外層の厚みの2倍以上であり、上記容器壁の厚みは400μm以下であることを特徴とする耐熱性医療容器。

IPC (2件)：

A61J 1/10 ,  B65D 30/02

FI (3件)：

A61J 1/00 331 C ,  B65D 30/02 ,  A61J 1/00 331 A

Fターム (6件)：

3E064AA01 ,  3E064BA26 ,  3E064BA30 ,  3E064BB03 ,  3E064BC01 ,  3E064EA30