特許
J-GLOBAL ID:200903092220434033
溶融Zn-Al系めっき鋼板のスパングル調整方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
広瀬 章一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-120659
公開番号(公開出願番号):特開平11-310862
出願日: 1998年04月30日
公開日(公表日): 1999年11月09日
要約:
【要約】【課題】 従来の連続溶融めっき設備をそのまま利用し、加工性や耐食性を劣化させることなく、目的とするスパングル粒径を得る。【解決手段】 めっき皮膜組成を、Al:0.05〜70%、Si:0〜7.0 %、残部亜鉛および不可避混入不純物元素と規定し、溶融めっき時に、めっき皮膜表面に生じたスパングル粒径S1 と目標粒径Sとの偏差を求め、その偏差が所定範囲内のときはそのまま製造を続け、その差異が該所定範囲を越えるときは製造条件を変化させることにより、スパングル粒径S1 を目標粒径Sに近づける。
請求項(抜粋):
Al:0.05〜70重量%、Si:0〜7.0 重量%、残部Znおよび不可避不純物元素から成る組成を有する溶融Zn-Al系めっき浴に鋼板をスナウトを介して連続的に侵入させて溶融めっきを行うことによりめっき鋼板とし、前記溶融Zn-Al系めっき浴の上方に配置された冷却帯を有する冷却装置により冷却して、溶融Zn-Al系めっき鋼板を製造する際に、前記めっき鋼板のめっき皮膜表面に生じたスパングル粒径S<SB>1 </SB>とその目標粒径Sとの偏差|S-S<SB>1 </SB>|を求める段階、および、前記偏差|S-S<SB>1 </SB>|が所定値K<SB>1 </SB>(ただし0<K<SB>1</SB> )以下であるときは、そのままめっき鋼板の製造を続け、前記偏差|S-S<SB>1 </SB>|が前記所定値K<SB>1 </SB>を越えるときは、前記溶融Zn-Al系めっき浴のめっき浴温度、および前記冷却帯もしくは前記スナウトの露点のいずれか一つを変化させて、前記偏差|S-S<SB>1 </SB>|を前記所定値K<SB>1 </SB>以下とする段階を含むことを特徴とする溶融Zn-Al系めっき鋼板のスパングル調整方法。
IPC (3件):
C23C 2/12
, C23C 2/06
, C23C 2/40
FI (3件):
C23C 2/12
, C23C 2/06
, C23C 2/40
引用特許:
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