特許
J-GLOBAL ID:200903092223720991

3つの遊星歯車ユニットを備えた自動切換可能な多段変速機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-016753
公開番号(公開出願番号):特開平6-323381
出願日: 1994年02月10日
公開日(公表日): 1994年11月25日
要約:
【要約】【目的】 構造が特に短く、コスト的に望ましい構造様式で、特に望ましい遊星歯車の回転数を実現できる、特に自動車用の多段自動切換可能な段付き変速機を提供する。【構成】 この変速機では、3つの遊星歯車ユニットPS11,PS21,PS31が直列に配置されている。各遊星歯車ユニットはそれぞれ1つのリング歯車R11,R22,R33,複数の遊星歯車を備えた1つの遊星歯車支持体P11,P22,P33および1つの太陽歯車S11,S22,S33を使用している。これ等の歯車を使用して、外力で駆動されるクラッチK1,K2とブレーキB1,B2,B3を介して6つの前進ギヤ段と1つのバックギヤ段を切換できる。乗り心地と燃料消費を改善するためただ5つの切換部材K1,K2,B1,B2,B3を有する。
請求項(抜粋):
変速機の入口軸(2)が流体力学的変換機(W)を介して駆動エンジン(M)のクランク軸(1)に連結し、変速機の出口軸が従動ピニオン(AR1,AR2,AR3)を駆動するか、あるいはそのような歯車に連結し、この歯車がそれぞれ付属する遊星歯車担持体と遊星歯車を有する直列に配設された3つの遊星歯車ユニット(PS)、太陽歯車およびリング歯車を使用し、これ等の遊星歯車ユニットに、少なくとも一部クラッチ(K1,K2)とブレーキ(B1,B2,B3)のような切換部材が付属し、-第一遊星歯車ユニット(PS11,PS21,PS31)の太陽歯車(S1,S11)が変速機の入口軸(2)に連結し、-少なくとも一つの他の太陽歯車(S22,S3)がクラッチ(K1)を介して変速機の入口軸(2)に連結し、-第二遊星歯車ユニット(PS12,PS22,PS32)の遊星歯車担持体(P2,P22)がクラッチ(K2)を介して変速機の入口軸(2)に連結する、主に自動車の自動切換可能な多段変速機において、第一遊星歯車ユニット(PS11,PS31)のリング歯車(R11)がブレーキ(B3)により固定され、第一遊星歯車ユニット(PS11,PS31)の遊星歯車担持体(P11)が第二遊星歯車ユニット(PS12,PS32)のリング歯車(R22)に連結し、このリング歯車(R22)が第三遊星歯車ユニット(PS13,33)の太陽歯車(S33)に連結し、ブレーキ(B2)を介して固定され、第二遊星歯車ユニット(PS12,PS32)の遊星歯車担持体(P22)が第三遊星歯車ユニット(PS13,PS33)の遊星歯車担持体(P33)に固定連結し、この遊星歯車担持体(P33)がブレーキ(B1)を介して固定され、第三遊星歯車ユニット(PS13,PS33)のリング歯車(R33)が従動ピニオン(AR1,AR3)を駆動するか、あるいはこの歯車に連結する、ことを特徴とする変速機。
IPC (2件):
F16H 3/66 ,  B60K 17/06
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平1-320361
  • 特開平4-029652
  • 特開平1-320361
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