特許
J-GLOBAL ID:200903092230532033

直線走行移動体の制動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 斎藤 春弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-061066
公開番号(公開出願番号):特開2001-249061
出願日: 2000年03月06日
公開日(公表日): 2001年09月14日
要約:
【要約】【課題】 車両衝突試験装置における被試験車両の牽引滑車などのように被試験車両と切り離された後、自らの慣性力で直線走行する直線走行移動体を制動するための装置はブレーキシューを備えたアブソーバが採用されていたが、制動距離が長くなり、次の車両衝突試験に際して、アブソーバの再設定に時間を要するため、この短縮が求められていた。また、前記アブソーバは被試験車両の前後に牽引滑車を配置する車両衝突試験機で、同時に共通の走行路に2台の牽引滑車が走行する場合の制動装置も求められていた。【解決手段】 上記の課題を解決するために、自らの慣性により直線走行する直線走行移動体の有する運動エネルギーを、ストライクアームと制動ホイールを備えた制動装置の回転エネルギーに変換し、その後、前記ストライクアームが再度停止した前記直線走行移動体に作用しない手段を備える構成とした。これによって、直線走行移動体の制動距離も殆ど0とすることができ、ひいては同一走路を走行する2台の直線走行移動体の制動も可能とした。
請求項(抜粋):
当該直線走行移動体の慣性により直線走行する直線走行移動体の有する直線運動エネルギーを吸収して前記直線走行移動体に制動作用を与える制動装置であって、前記直線走行移動体の有する直線運動エネルギーを受けることにより回動するストライクアームと、少なくとも制動装置の制動作用時に前記ストライクアームと一体的に回動し、前記直線運動エネルギーを回転運動エネルギーに変換して消費する制動ホイールとを備えたことを特徴とする直線走行移動体の制動装置。
IPC (2件):
G01M 7/08 ,  F16D 63/00
FI (2件):
F16D 63/00 Z ,  G01M 7/00 H
Fターム (13件):
3J058AB01 ,  3J058AB22 ,  3J058AB28 ,  3J058BA01 ,  3J058BA07 ,  3J058BA09 ,  3J058BA17 ,  3J058BA62 ,  3J058CA78 ,  3J058CC06 ,  3J058CC66 ,  3J058CD11 ,  3J058FA50

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