特許
J-GLOBAL ID:200903092231318582

シンボル判定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯田 凡雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-034421
公開番号(公開出願番号):特開平9-205466
出願日: 1996年01月29日
公開日(公表日): 1997年08月05日
要約:
【要約】【課題】 伝送路品質の低下等により受信シンボルに劣化が発生しても、ノイズマージンの減少等による受信品質の低下を招くことがないシンボル判定装置を提供する。【解決手段】 受信機の同期合わせを目的に送られてくるシンボル同期部のシンボルに係る受信シンボルが、その時点の伝送状態を反映するものになっている点に着し、シンボル情報抽出部1で、シンボル同期部の受信シンボルを抽出して、しきい値形成部2に与え、しきい値形成部2でこの受信シンボルのレベルに基づいてしきい値を形成し、これをシンボル判定部4に与え、このシンボル判定部4で、上記しきい値を用いてシンボル判定をするようにした。
請求項(抜粋):
送信信号フレーム内には、送信情報等が配されているデータ部以外に、送信信号と受信機との間の位相合わせに用いられるシンボル情報が配されているシンボル同期部をも備えられているディジタル無線通信システムの受信機に設けられるシンボル判定装置において、後述の制御部の制御の下に、受信波を復調した上でディジタル化して得られた受信データから、上記シンボル同期部に配されているシンボル情報を抽出して、この抽出したシンボル精報を送出するシンボル情報抽出部と、後述の制御部の制御の下に、上記シンボル情報抽出部から送出されてきたシンボル情報を取込み、このシンボル情報の受信レベルを利用して、受信シンボルのシンボル値を判定するためのしきい値を形成し、形成したしきい値を送出するしきい値形成部と、後述の制御部の制御下に、上記受信データおよび上記しきい値形成部からのしきい値を取込み、当該受信データにおける上記データ部の受信シンボルのシンボル値を判定するシンボル判定部と、上記受信データを入力し、当該受信データに基づき、上記シンボル情報抽出部、しきい値形成部およびシンボル判定部の各動作タイミングを得て、これら各部に制御信号を送って制御する制御部とを備えることを特徴とするシンボル判定装置。
IPC (3件):
H04L 27/22 ,  H04L 25/03 ,  H04L 27/38
FI (3件):
H04L 27/22 Z ,  H04L 25/03 E ,  H04L 27/00 G

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