特許
J-GLOBAL ID:200903092231412376

基地局用成形ビームアレーアンテナ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本間 崇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平2-411122
公開番号(公開出願番号):特開平5-308222
出願日: 1990年12月17日
公開日(公表日): 1993年11月19日
要約:
【要約】【目的】 低サイドローブで、かつ、主ビームを狭くすることが可能で、小型軽量に構成し得る基地局用アンテナを実現することを目的とする。【構成】 チルト角度(θT )、主ビームピーク点から第1ヌル点までの角度(θD )に対して、垂直面内の素子間隔(d)を0.5波長とした場合の低レベル領域の角度範囲(θL )、主ビームピーク点から第1ヌル点までの角度(θW )が、〔θL W ≧(θT D )/θD 〕なる条件を満足する放射パターンのうち、低レベル領域内のサイドローブ数が最小になる放射パターンを形成するようにアンテナ素子上の励振電流振幅・位相を設定し、さらに、〔d=(θW D )×0.5波長〕となるように素子間隔を設定して構成する。
請求項(抜粋):
複数の放射素子を一定の間隔で鉛直面内および水平面内に配列したアレーアンテナにおいて、垂直面内方向について素子の励振位相に差を持たせることにより主ビームを水平より下向きに角度θT 傾けた基地局用成形ビームアレーアンテナで、主ビーム近傍から水平方向に到る領域の放射パターンでサイドローブのレベルが一様に低く、かつ他の角度領域でのサイドローブレベルが該低レベルのサイドローブよりも一様に高くなるような放射パターンを有する基地局用成形ビームアレーアンテナにおいて、所望のチルト角度(θT )および所望の主ビームピーク点から第1ヌル点までの角度(θD )に対して、低レベル領域および高レベル領域のサイドローブ値を所望の値に設定して垂直面内の素子間隔(d)を0.5波長とした場合の低レベル領域の角度範囲(θL )および主ビームピーク点から第1ヌル点までの角度(θW )が、θL W ≧(θT D )/θDなる条件を満足する放射パターンのうち、低レベル領域内のサイドローブ数が最小になる放射パターンを形成するようにアンテナ素子上の励振電流振幅・位相を設定し、さらに、d=(θW D )×0.5波長となるように素子間隔を設定したことを特徴とする基地局用成形ビームアレーアンテナ。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭60-180305
  • 特開平2-174302
  • 特開平1-200704

前のページに戻る