特許
J-GLOBAL ID:200903092240777379

管体の形状測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 潮谷 奈津夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-107781
公開番号(公開出願番号):特開平6-294643
出願日: 1993年04月09日
公開日(公表日): 1994年10月21日
要約:
【要約】【目的】 鋼管の直径、周長、真円度、ピーキング量、オフセット量、局部真円度、ビード高さ、ビード補正無し周長と直径、ビード補正有り周長と直径、等の、管体の形状を容易に測定することができる。【構成】 鋼管1の略中心軸線を中心として360 度回転可能なアーム6と、アーム6の先端に取り付けられた変位計7と、アーム6の回転軸3の回転角度を検出する回転角度検出器5と、制御器11とを有している。制御器11は、プロフィール演算手段、ビード部検出手段、第1周長演算手段、第2周長演算手段、ピーキング量演算手段、オフセット量手段、真円度演算手段、局部真円度演算手段、ビード高さ演算手段および第3周長演算手段からなっている。
請求項(抜粋):
被測定管体の略中心軸線を中心として360 度回転可能なアームと、前記アームの先端に取り付けられた変位計と、前記アームの回転軸の回転角度を検出する回転角度検出器と、前記アームの回転の微小単位角度毎に、前記変位計によって測定された、前記アームの回転中心と前記被測定管体の外周面上の測定点との間の距離の測定値に基づいて前記被測定管体の管端各部の寸法を演算する制御器とを有する、管体の形状測定装置において、前記制御器は、前記測定値にフーリエ級数を当てはめ、その1次フーリエ係数によって前記測定値の最適回転中心軸への極座標の中心移動を行い、以後、中心移動済みの測定値列によって前記被測定管体の管端プロフィールを演算するプロフィール演算手段と、前記中心移動済みの測定値列に対して、1次移動平均処理を行い、次いで、2階差分処理を行い、この結果と所定の閾値と比較して、前記被測定管体のビード部の位置を検出するビード部検出手段と、前記中心移動済みの測定値列に対して、2次移動平均処理によって平滑化処理を行い、次いで、多角形近似あるいは2次多項式近似によって、前記被測定管体の周長を求める第1周長演算手段と、前記中心移動済みの測定値列に対して、高次のフーリエ級数の当てはめによる平滑化処理を行い、次いで、多角形近似あるいは2次多項式近似によって、前記被測定管体の周長を求める第2周長演算手段と、前記1次移動平均処理済みの測定値列、前記ビード部の位置および前記周長に基づいてピーキング量を演算するピーキング量演算手段と、前記1次移動平均処理済みの測定値列、前記ビード部の位置および前記周長に基づいてオフセット量を演算するオフセット量演算手段と、前記1次移動平均処理済みの測定値列から、角度方向にずらせて計算した直径差によって真円度を演算する真円度演算手段と、前記1次移動平均処理済みの測定値列および前記平滑化処理済みの測定値列に基づいて局部真円度の量を演算する局部真円度演算手段と、前記1次移動平均処理済みの測定値列および前記ビード部の位置に基づいてビード高さを演算するビード高さ演算手段と、前記ビード高さによって前記周長を、接線長と円弧の差だけ補正して周長を演算する第3周長演算手段とからなることを特徴とする、管体の形状測定装置。
IPC (4件):
G01B 21/00 ,  G01B 11/06 ,  G01B 11/24 ,  G01B 21/30 101

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