特許
J-GLOBAL ID:200903092241178355

空気入りタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 苗村 正
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-292799
公開番号(公開出願番号):特開平7-117416
出願日: 1993年10月27日
公開日(公表日): 1995年05月09日
要約:
【要約】【目的】スノー性能を低下させることなく、ドライ路面における操縦安定性の向上と通過騒音の低減を図り、氷雪路におけるより高速化を可能ならしめる。【構成】トレッド面2に周方向にのびる縦溝4と、この縦溝と交わる向きの横溝5とを有し、このトレッド面をタイヤ軸方向の基準線Lにより偶数の基準線領域に仮想区分するとともに、1つの基準線領域SAでは、横溝5が基準線に対して漸次傾き角度が増し中間点Mにおいて最大の傾きとなり、この中間点をこえることによって傾きが漸減する。又この一つの基準領域に隣接する他の基準領域にては、前記とは反対の向きに傾き角度が漸増かつ漸減させる一方、トレッド面のタイヤ赤道Cを挟む中央部分に、周方向にのびかつ溝巾と、溝深さを規制した縦サイピング9を設けている。
請求項(抜粋):
トレッド面に、タイヤ周方向に直線状かつタイヤ赤道を中心として対称に配置される主溝を含む縦溝と、この縦溝に交わる向きの横溝とを有し、トレッド面を、タイヤ周方向に一定の距離を隔てて設けたタイヤ軸方向の基準線により偶数の基準線領域に仮想区分し、かつ1つの基準線間領域に、周方向に中間点を通りタイヤ赤道上かつ前記基準線となす角度が最大の1つの最大傾斜横溝、および前記基準線と1つの最大傾斜横溝との間に配されこの最大傾斜横溝と同じ向きにしかも前記中間点に近付くに従い傾斜角度を増す複数本の横溝とを設けるとともに、この1つの基準線間領域に隣り合う他の基準線間領域に、その周方向の中間点を通りかつ基準線となす角度が前記1つの最大傾斜横溝と同一しかも向きが反対の他の最大傾斜横溝、および基準線と他の最大傾斜横溝との間に配されこの他の最大傾斜横溝と同じ向きしかも前記中間点に近付くに従い傾斜角度を増す複数本の横溝を設け、しかも隣り合う基準線間領域の1つおよび他の最大傾斜横溝は、そのタイヤ軸方向の端点間がこの端点に近い基準線からのびるタイヤ周方向の縦溝部分により結合するとともに、各基準線間領域内の前記中間点に対して略点対称とする一方、正規内圧を付加した無負荷状態において、タイヤ赤道からトレッド巾の1/4倍の距離をタイヤ軸方向両側に隔てる1/2点間の中央部分に、周方向にのびかつ溝巾が1.0〜2.0mm、溝深さが前記主溝の溝深さの0.6〜0.8倍の縦サイピングをタイヤ赤道を中心として対称に配置してなる空気入りタイヤ。
IPC (3件):
B60C 11/113 ,  B60C 11/03 ,  B60C 11/12

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