特許
J-GLOBAL ID:200903092242597742

住戸ユニツトからなる建築物の配管接続構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-286883
公開番号(公開出願番号):特開平5-132980
出願日: 1991年10月31日
公開日(公表日): 1993年05月28日
要約:
【要約】【目的】 ユニット化方式の建築物において、ユニット間の配管の接続作業が容易な配管接続構造を提供する。【構成】 建築物は、住戸ユニットを前後左右上下に複数列配設し、かつ一体化して設けられたものである。そして、この建築物内部の配管1は、予め工場において各住戸ユニット内に配管されたサヤ管2と、現場において各住戸ユニットのサヤ管2に渡って挿入される配水管3とからなる。そして、サヤ管2端部の接続部4は、住戸ユニットの壁面を貫通して突出している。また、壁面の接続部4の周囲には、接続部4を囲むようにリング状の断熱材5が設けられている。そして、隣接する住戸ユニットのそれぞれの断熱材5が互いに先端面を当接させ、その内部に断熱材5により密封された状態で配水管3が挿通している。
請求項(抜粋):
各階の住戸を構成する住戸ユニットを前後左右上下に複数列配設し、前後左右上下に隣接する各住戸ユニットを相互に一体化してなる建築物における配管接続構造であって、前記配管は、各住戸ユニット内に予め工場等で設置された管状のサヤ管と、隣接する住戸ユニット間に渡って、前記サヤ管内に挿入された柔軟性を有する配水管とからなり、互いに隣接する住戸ユニットは、それぞれの壁面が間隔をあけて対向して配置され、これら互いに対向する壁面には、前記サヤ管端部の接続部が、それぞれの住戸ユニット内部から外部に向けて、前記住戸ユニットの壁面を貫通すると共にそれぞれの壁面を貫通した前記接続部が互いに対向するように配置され、また、前記互いに対向する壁面には、前記接続部の周囲を囲むようにリング状断熱材がそれぞれ設けられ、これらリング状断熱材の先端面がリング状断熱材内部を密閉するように互いに当接され、これら断熱材内部を前記配水管が挿通していることを特徴とする住戸ユニットからなる建築物の配管接続構造。
IPC (2件):
E03C 1/02 ,  E04B 1/348

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