特許
J-GLOBAL ID:200903092246027576

感光材料用支持体

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-068305
公開番号(公開出願番号):特開平6-242549
出願日: 1993年03月26日
公開日(公表日): 1994年09月02日
要約:
【要約】【目的】 支持体製造時の冷却ロールからの剥離性が顕著に改良された感光材料用支持体を提供することを目的とする。【構成】 感光層を設ける側の基紙面がポリエチレン系樹脂被覆層を有し、その反対側の基紙面がフィルム形成能ある樹脂被覆層を有した感光材料用支持体において、該ポリエチレン系樹脂被覆層が、特定のヘキサン抽出量である高圧法低密度ポリエチレン樹脂を含有し、且つ少なくとも二酸化チタン顔料とポリエチレン系樹脂とからなる特定範囲の酸化誘導期を有するポリエチレン系樹脂組成物を含有していることを特徴とする感光材料用支持体。
請求項(抜粋):
感光層を設ける側の紙基体面がポリエチレン系樹脂被覆層を有し、その反対側の紙基体面がフィルム形成能のある樹脂被覆層を有した感光材料用支持体において、該ポリエチレン系樹脂被覆層が、下記で規定されるヘキサン抽出量が3重量%以下である高圧法低密度ポリエチレン樹脂を含有し、且つ少なくとも二酸化チタン顔料とポリエチレン系樹脂とからなる、下記で規定される酸化誘導期が70秒以上1000秒以下であるポリエチレン系樹脂組成物を含有していることを特徴とする感光材料用支持体。ヘキサン抽出量:150°Cで加工した、厚み約38μmのインフレーションフィルムを15cm×2.5cmの短冊に切断したサンプル約2.5gを、50°Cに保ったn-ヘキサン300mlに浸漬して2時間抽出し、前後のフィルムの重量変化から抽出前の重量に対する抽出により減少した重量の割合をヘキサン抽出量(重量%)と規定する。酸化誘導期:示差走査熱量計に試料10mgをアルミニウム製の受け皿にセットして窒素ガスを通し、5分後温度を急激に上げ、200°Cで固定する。5分後窒素ガスを空気ガスに切り替え測定を開始し、少なくとも発熱ピークまでの時間経過に伴う、熱量変化を自動記録によりチャ-トにとる。かくして、測定開始(空気ガスに切り替えた時点)から、?@測定開始から発熱反応初期までのチャ-トの接線と?A発熱反応初期から発熱ピークまでのチャ-トの接線との交点までの時間を酸化誘導期(秒)と規定する。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-043732
  • 特開昭61-110192

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