特許
J-GLOBAL ID:200903092247866601

内燃機関の摩擦力計測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-275612
公開番号(公開出願番号):特開平11-108801
出願日: 1997年10月08日
公開日(公表日): 1999年04月23日
要約:
【要約】【課題】 内燃機関のピストンとシリンダライナとの間に作用する摩擦力の大きさを、簡単な手段によって燃焼室圧力による影響を避けて正確に計測すること。【解決手段】 シリンダライナ3の上端部に近い部分の外側で、しかもピストン8のトップリング82の上死点位置よりも上方の部分に周方向の溝33を設けて薄肉部を形成すると共に、シリンダライナ3の中心軸線と実質的に平行な溝33の底面に、薄肉部の中心軸線方向の伸縮量の検出手段として歪ゲージ70a及び70bを貼り付ける。燃焼室16の圧力がシリンダライナ3のフランジ31の上面に作用しても、溝33の底面には実質的に摩擦力が作用するだけであるから、可変形部分としてのフランジ31の上下両面に歪ゲージを貼り付ける従来の装置とは異なって、摩擦力の検出値に燃焼室圧力の影響による誤差は入らない。
請求項(抜粋):
シリンダライナの上端部に近い外側面であって、しかも前記シリンダライナの内部において往復運動をするピストンのトップリングの上死点位置よりも上方の位置に周方向の溝を形成すると共に、前記周方向の溝の前記シリンダライナの中心軸線と実質的に平行な底面に、前記溝の前記底面を形成する前記シリンダライナの薄肉部分の前記中心軸線の方向の伸縮量を検出する検出手段を設けたことを特徴とする内燃機関の摩擦力計測装置。
IPC (3件):
G01M 15/00 ,  F02F 1/16 ,  G01L 5/00
FI (3件):
G01M 15/00 Z ,  F02F 1/16 Z ,  G01L 5/00 G

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