特許
J-GLOBAL ID:200903092250123385
焼却灰の溶融処理方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
安田 敏雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-268896
公開番号(公開出願番号):特開平11-104593
出願日: 1997年10月01日
公開日(公表日): 1999年04月20日
要約:
【要約】【課題】 都市ごみなどの焼却灰を加熱溶融し冷却して溶融スラグを形成するに当たり、より低温での加熱溶融でも、Pbなどの重金属の溶出量の少ないスラグとし得る焼却灰の溶融処理方法を提供する。【解決手段】 焼却灰にFe粉等を混合して加熱溶融する。Fe粉が脱酸剤として働き、溶融温度がより低温であっても、PbOなどの重金属酸化物が還元されて焼却灰中の塩素と反応し、塩化物を形成する。この塩化物は融点・沸点が低く、容易に揮散するため、溶融スラグ中へのPb等の移行率が減少し、スラグからの溶出量が低下する。そして、上記のように溶融温度をより低温にし得ることで、装置の寿命が向上し、また、エネルギーコストも低下するので、全体的な溶融処理コストをより安価なものとすることができる。
請求項(抜粋):
都市ごみなどの廃棄物の焼却灰を加熱溶融し、その後、冷却して溶融スラグとして形成する際に、焼却灰中に含まれる重金属の酸化物に対して脱酸剤として作用する粉体を焼却灰に混合して加熱溶融することを特徴とする焼却灰の溶融処理方法。
IPC (3件):
B09B 3/00
, B09B 3/00 ZAB
, F23J 1/00
FI (3件):
B09B 3/00 303 L
, F23J 1/00 B
, B09B 3/00 ZAB
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