特許
J-GLOBAL ID:200903092257034825

土留工法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久門 知 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-193673
公開番号(公開出願番号):特開平11-036307
出願日: 1997年07月18日
公開日(公表日): 1999年02月09日
要約:
【要約】【目的】 下水管等を開削工事により埋設するに当り、装置の構造がシンプルで、価格が安く、施工性に優れ、取扱い、保管が容易な、効率の良い土留工法および土留装置を提供する。【構成】 バックホー53で掘削した掘削溝51に土留装置1を建込み、土留パネル11間に埋設管52を順次敷設して行く。上段の腹起フレーム21については、掘削に用いたバックホー53を牽引装置として利用し、ガイドローラ15に沿って腹起22をスライドさせることで、掘削進行方向へ移動させる。下段の自走式腹起フレーム31は尺取り虫式に前方に移動させる。これらの腹起フレーム21、自走式の腹起フレーム31の移動に伴い、土留装置1の後部で埋め戻しを行いながら、後端で引き抜いた土留パネル11を新たな掘削部分に建込んで行く。この作業の繰り返しにより、順次、進行方向前方への掘削、土留装置1の移動、埋設管52の接続、および埋め戻しを行う。
請求項(抜粋):
所要幅、所定高さの複数の土留パネルと、前記土留パネルに取り付けた複数のブラケットと、平行に配置した腹起を切梁で連結してなり、掘削溝の両面に設置された前記土留パネルを水平方向に支持する1または2以上の腹起フレームとからなり、前記ブラケットに前記腹起フレームの腹起側面を掘削進行方向にスライドさせるためのガイドローラを設けた土留装置を用いる土留工法であって、(a) 前記土留装置を所要幅の掘削溝に建込む工程と、(b) 前記土留装置の土留パネル間に埋設物を設置し、埋設物を接続する工程と、(c) 前記腹起フレームを、牽引手段により前記ガイドローラに沿って掘削進行方向前方にスライドさせる工程と、(d) 前記埋設物を順次埋め戻しつつ、進行方向後側の土留パネルを引抜く工程と、(e) 進行方向前方に所要幅の溝を順次掘削しつつ、新たな掘削溝に土留パネルを順次建込む工程とを有し、前記(b) 〜(e) の工程を所要回数繰り返すことで、順次、進行方向前方への掘削、土留装置の移動、埋設物の接続、および埋め戻しを行うことを特徴とする土留工法。
IPC (2件):
E02D 17/08 ,  E02D 17/12
FI (2件):
E02D 17/08 Z ,  E02D 17/12

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