特許
J-GLOBAL ID：200903092263561349
三次元データ処理装置、プログラム、記録媒体、および三次元データ処理方法
発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：
吉田 茂明 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-241866
公開番号（公開出願番号）：特開2003-058904
出願日： 2001年08月09日
公開日（公表日）： 2003年02月28日
要約：
【要約】【課題】 複数の三次元形状データをボリューム方式で統合する場合に、立体物の薄肉部に関する形状の再現性を向上できる三次元データ処理技術を提供する。【解決手段】 三次元座標系のボクセルごとに形状データF1、F2の距離ポテンシャルを演算することで、立体物を計測し取得された三次元形状データF1、F2の統合を行う場合には、三次元形状データF1、F2それぞれの計測向きH1、H2に関して、三次元形状データF1、F2からボクセルVuまでの距離に応じて重み付けされたベクトル合成を行うことにより、例えばボクセルVuに格納する代表計測向きH3を算出する。そして、ボクセルVuに関して、代表計測向きH3に対して非常に外れた計測向きH2を持つ三次元形状データF2を三次元形状データF1に対する統合対象から除外する。このような処理を他のボクセルにも行うことにより、立体物の薄肉部に関する形状の再現性を向上できることとなる。
請求項（抜粋）：
三次元座標系に配置される複数のボクセルにおいて所定の統合処理を行うことにより、三次元計測で取得された複数の三次元形状データを統合する三次元データ処理装置であって、(a)前記複数の三次元形状データに係るそれぞれの計測向きに基づき、前記複数のボクセルごとに代表計測向きを設定する設定手段と、(b)前記複数のボクセルごとに、前記複数の三次元形状データのうち前記代表計測向きに対して所定の角度以上外れる計測向きに係る三次元形状データを除外して前記所定の統合処理を行う統合手段と、を備えることを特徴とする三次元データ処理装置。
Fターム (2件)：
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