特許
J-GLOBAL ID:200903092266807330

内接噛合式遊星歯車構造を採用した増減速機シリーズ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牧野 剛博 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-069218
公開番号(公開出願番号):特開平5-231482
出願日: 1992年02月18日
公開日(公表日): 1993年09月07日
要約:
【要約】【目的】 内接噛合式の遊星歯車構造が適用された増減速機のシリーズで、相手機械に対する取合い寸法を一定とした同一枠番(サブシリーズ)内において、高変速比側でも低変速比側でも十分な動力学的強度を確保すると共に部品の共用化を図り、且つ安価で高精度の汎用軸受の採用を可能とする。【構成】 相手機械に据付けるための取合い寸法を一定とした同一枠番内において、低変速比から高変速比まで複数用意し、且つ、この複数用意された減速比に拘らず入力軸101の軸径D1 及び偏心体軸受104a の外径D3 を同一に設定し、且つ低減速比側は内径D5 の大きな偏心体軸受104a と外径(=D5 )の大きな偏心体103a との組合せとし、一方、高減速比側は内径D6 (D5 >D6 )の小さな偏心体軸受と外径(=D6 )の小さな偏心体との組合せとする。
請求項(抜粋):
第1軸と、該第1軸に設けた偏心体と、該偏心体の外周に組付けられた偏心体軸受と、該偏心体軸受の外周に前記第1軸に対して偏心回転可能な状態で組付けられた外歯歯車と、該外歯歯車が内接噛合する内歯歯車と、前記外歯歯車に該外歯歯車の自転成分のみを伝達する手段を介して連結された第2軸と、を備えた内接噛合式遊星歯車構造を採用した増減速機のシリーズにおいて、前記シリーズを、変速比は低変速比から高変速比までそれぞれ異なるが、相手機械に据付けるための取合い寸法は同一であるようなサブシリーズの集合で構成し、同一のサブシリーズの中では、前記第1軸の軸径を同一に設定すると共に前記偏心体軸受の外径も同一に設定し、且つ、低変速比側は内径の大きな偏心体軸受と外形の大きな偏心体との組合せとし、一方、高変速比側は内径の小さな偏心体軸受と外径の小さな偏心体との組合せとしたことを特徴とする内接噛合式遊星歯車構造を採用した増減速機シリーズ。

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