特許
J-GLOBAL ID:200903092270123390

自動車用電動パワーステアリング

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 勇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-136659
公開番号(公開出願番号):特開2000-329628
出願日: 1999年05月18日
公開日(公表日): 2000年11月30日
要約:
【要約】【課題】 トルクセンサの駆動電源に電圧低下や瞬断等の異常が生じた場合であっても、違和感のない運転感覚を維持することのできる自動車用電動パワーステアリングを提供すること。【解決手段】 電圧監視回路3もしくはフェール・スイッチ2のセルフオフ機能でトルクセンサ108の電源V1の異常を検知することにより、補助操舵力演算手段1のゲインを徐々に減少させ、補助操舵装置に補助操舵力を付与する電動機へのトルク指令Tsを徐々に減少させる。従って、補助操舵力が作用している状態で電源V1に異常が生じても補助操舵力が直ちに消失することはない。補助操舵力が徐々に減衰するため、運転者は、突然ステアリング・ハンドルが重くなるといった違和感を感じることなく、安定したハンドル操作を継続することができる。
請求項(抜粋):
ステアリング・ハンドルに作用する操舵力を検出して出力するトルクセンサと、前記トルクセンサから渡された検出出力にゲインを乗じて補助操舵力の指令値として出力する補助操舵力演算手段と、前記補助操舵力演算手段から渡された指令値に基づいて補助操舵装置の電動機の駆動トルクをフィードバック制御するパワーステアリング用コントローラとを備えた自動車用電動パワーステアリングにおいて、前記トルクセンサと前記パワーステアリング用コントローラとの間に配備され、前記トルクセンサの駆動電源に異常が生じると前記トルクセンサと前記パワーステアリング用コントローラとの間で開路して前記トルクセンサの検出出力に基づく補助操舵力の指令値が前記パワーステアリング用コントローラに入力されるのを禁止するフェール・スイッチと、前記フェール・スイッチの開路動作を検出して前記パワーステアリング用コントローラへの補助操舵力の指令値の入力を徐々に減少させる補助操舵力調整手段とを設けたことを特徴とする自動車用電動パワーステアリング。
IPC (3件):
G01L 3/10 ,  B62D 5/04 ,  G01L 5/22
FI (3件):
G01L 3/10 A ,  B62D 5/04 ,  G01L 5/22
Fターム (10件):
2F051AA01 ,  2F051AB05 ,  2F051AC01 ,  2F051BA03 ,  3D033CA03 ,  3D033CA16 ,  3D033CA20 ,  3D033CA21 ,  3D033CA31 ,  3D033CA32

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