特許
J-GLOBAL ID:200903092272780606

エレベータの主索交換方法ならびにそれに用いる主索収納装置及びかご用ロープ固定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-146664
公開番号(公開出願番号):特開平10-338437
出願日: 1997年06月04日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【課題】 主索交換作業の作業時問を短縮してエレベータの運休時間を短縮し、作業場所が限定されていても容易にできる主索交換方法を得る。【解決手段】 最下階で余裕部分6bを与えて新主索6をかご7に固定してから最上階まで上昇させて新主索を昇降路全長に延ばし、かご及ぴ釣合い重り8を固定し、旧主索6をかご7の高さの位置で昇降路に固定した後、その直上で切断する。切断した旧主索6のかご側部分を機械室2に撤去し、新主索6aの余裕部分6bを巻上機3を通してかご7に接続する。旧主索6を釣合い重り8から切り離し、新主索6aの下端を釣合い重り8に接続する。昇降路に固定されていた旧主索6をかご7に移し、かご7を下降させながら最下階に旧主索6を回収する。【効果】 主索交換作業が容易で時問が短く、昇降路の下端だけを用い、作業場所が限定されていても実施できる。
請求項(抜粋):
昇降路下端部にかごを停止させ、新主索を昇降路下端部近傍に置いてその一端部をかご用ロープ固定装置により上記かごに固定して、固定部と先端との間に上記かごが昇降路上端近傍に位置したときに上記新主索の先端が機械室の巻き上げ機を通って上記かごに連結され得るような充分な余裕部分を形成し、上記余裕部分を上記かご上に設けた主索収納装置により保持し、上記かごを上記新主索と共に昇降路上端部まで上昇させ、同時に釣合い重りを昇降路下端部にまで降下させ、上記かご及び上記釣合い重りをそれぞれの位置に保持し、旧主索を上記昇降路上端部で保持して固定し、上記旧主索を固定位置上方で切断すると共に上記かごから切り離して除去し、上記新主索の上記余裕部分を巻き上げ機を通してから上記かごに接続し、固定されている残りの旧主索の一端部を上記かごに接続し、昇降路上端部での固定から解放し、他端部を上記釣合い重りから分離させ、上記新主索の他端部を上記釣合い重りに連結し、上記かごを降下させつつ上記かごに連結された上記旧主索を下端から上記昇降路下端部で回収することを特徴とするエレベータ主索交換方法。
IPC (2件):
B66B 7/00 ,  B66B 7/06
FI (2件):
B66B 7/00 K ,  B66B 7/06 A

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