特許
J-GLOBAL ID:200903092272920114

液圧装置及びエンジン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-152360
公開番号(公開出願番号):特開平5-195726
出願日: 1992年06月11日
公開日(公表日): 1993年08月03日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】液圧手段を利用するエンジンの可変カムシャフトタイミング装置において、クランクシャフトに関するカムシャフトの位置の制御を簡単な構成で実現させる。【構成】カムシャフトと一体のベーン160は、くぼみ132a,bに連通する帰還ライン194,196のどちらかの、スプール弁192のスプール200のランド部200a,bによる遮断が解除されると左または右に回り、クランクシャフトに関するカムシャフトの位置を変更する。上記遮断の解除は、制御ユニット208の制御信号に応じて作用するパルス幅変調ソレノイド206により減圧、変調された液圧源230からの流体を流体圧力倍加器234に導入して、ピストン234aによりスプールを右または左に移動させることで行なわれる。スプールの他端には液圧源からの全装置圧力がかかる。スプールの両端に作用する液圧負荷が平衡すれば、バネ202,204によりスプールはセンタリングされる。
請求項(抜粋):
加圧液圧流体源と、第1液圧オペレータと、前記加圧液圧流体源から前記第1液圧オペレータへ液圧流体を送給するための第1導管手段と、前記第1液圧オペレータから液圧流体を排出するための第2導管手段と、第2液圧オペレータと、前記加圧液圧流体源から前記第2液圧オペレータへ液圧流体を送給するための第3導管手段と、前記第2液圧オペレータから液圧流体を排出するための第4導管手段と、前記第1液圧オペレータ及び前記第2液圧オペレータからの液圧流体の排出を制御するための制御手段と、から成る液圧装置において、前記制御手段が、前記第2導管手段及び前記第4導管手段に連通しており、ハウジングと、このハウジング内で往復運動できる弁部材とから成るスプール弁であって、前記弁部材が第1及び第2の対向する端部と、これらの対向する端部間に位置した第1及び第2の離間したランド部とから成り、前記第1ランド部が前記弁部材の第1位置及び第3位置において前記第2導管手段を通る流れを遮断し、該弁部材の第2位置において該第2導管手段を通る流れを許容するようになっており、前記第2ランド部が前記弁部材の前記第1及び第2位置において前記第4導管手段を通る流れを遮断し、該弁部材の前記第3位置において前記第2導管手段を通る流れを許容するようになっているスプール弁と;前記弁部材を一定の方向へ押圧するため実質上前記加圧液圧流体源の圧力で該弁部材の第1表面に作用させるように該加圧液圧流体源からの流体圧力を伝達するための第5導管手段と;前記第1表面の面積より実質上大きな面積を有する第2表面を備え、前記弁部材を反対方向へ押圧するために該弁部材に負荷を与える力付与手段と;前記力付与手段の前記第2表面に作用する前記加圧液圧流体源の圧力を制御可能状態で減少させるための制御部材を備え、該力付与手段の該第2表面に作用させるように該加圧液圧流体源から該力付与手段へ液圧流体を伝達する第6導管手段と;及び、前記弁部材に作用する液圧力がバランスしたときに前記ハウジングに関する固定位置に該弁部材をセンタリングするためのセンタリング手段と;を備えていることを特徴とする液圧装置。
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭61-065004
審査官引用 (2件)
  • 特許第5002023号
  • 特開昭61-065004

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