特許
J-GLOBAL ID:200903092290472935

ステッピングモータ及びその初期化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-128649
公開番号(公開出願番号):特開平8-322293
出願日: 1995年05月26日
公開日(公表日): 1996年12月03日
要約:
【要約】【目的】部品精度や組立精度向上を回避しつつストッパ停止位置におけるステッピングモータの初期励磁相を電気的に決定する。【構成】m個の励磁相をもつステッピングモータにn(n≧m/2)個の磁電変換素子でロータの極歯のステップ回動を検出し、その信号電圧を二値化する。各磁電変換素子の設定位置は、ロータが回動可能な条件下での各励磁相のそれぞれに対応して出力されるn個の二値信号の組合わせ論理値がそれぞれ異なるように設定される。ロータの強制停止後(ステップ202)、励磁相をロータがストッパへ向かう励磁相変化順序で変化させ(ステップ208)、この時の励磁相と二値信号の組合わせ論理値との関係に基づいて強制停止位置におけるロータ8が安定状態となる初期励磁相を決定する(ステップ212、214)。
請求項(抜粋):
ステータコアに巻装された複数のコイルへ通電される電流パターンを意味する励磁相をm個有するステータと、前記ステータの極歯に対して小間隔を隔てて周方向へ一定ピッチで配列された極歯を有するとともに前記励磁相が所定の順序で変化する毎に1ステップずつ回動するロータと、前記ロータの一方向への回動を所定の停止位置で強制停止するストッパと、前記ロータの前記極歯に対して小間隔を隔てつつ互いに周方向へ所定ピッチ離れてn(n≧m/2)個分配々置されるとともに、前記ロータが回動可能な条件下で前記各励磁相に対応して出力される前記n個の二値信号の組合わせ論理値がそれぞれ異なる空間位置に配設される磁電変換素子と、前記各磁電変換素子の信号電圧をそれぞれ二値化してn個の二値信号を出力する二値化回路と、前記励磁相を変化させて前記ロータを回動させる通電制御手段と、前記励磁相の順次変化による前記ロータの回動中に前記励磁相と前記二値信号の組合せ論理値との関係を記憶する記憶手段と、前記強制停止後の前記励磁相の変化に対応する前記二値信号の組合わせ論理値と前記記憶手段に記憶された前記関係とに基づいて前記停止位置の前記ロータが安定状態となる励磁相を初期励磁相として決定して記憶する励磁相決定手段とを備えることを特徴とするステッピングモータ。
IPC (2件):
H02P 8/08 ,  H02K 37/24
FI (2件):
H02P 8/00 301 C ,  H02K 37/24 Z

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