特許
J-GLOBAL ID:200903092292354301

泡噴出ポンプ容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 康徳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-305499
公開番号(公開出願番号):特開平10-156232
出願日: 1990年11月07日
公開日(公表日): 1998年06月16日
要約:
【要約】【課題】ピストン体を二重シリンダ内に挿入してポンプを組み立てる際に、液用ピストンを液用シリンダ内に挿入する作業が容易なので、組み立てに熟練ないし長い時間を必要としない泡噴出ポンプ容器の提供。【解決手段】 二重シリンダ3を容器1に対して固定させかつピストン10、12を挿通し空気用シリンダ3cと液用シリンダ3dを下方に延出させてある泡噴出ポンプ容器であって、空気用シリンダ3は、その底部3eの少なくとも中央部分が上方に反転しており、一方、液用シリンダは、空気用シリンダの底部反転部分3e1の上端部と連結してから下方に向かって延びていると共にその連結部分の内面が、上方から下方に行くに従って次第に直径が小さくなるように内方かつ下方に傾斜している。
請求項(抜粋):
発泡性の液体を収容した容器の開口部の内側に設けられる空気ポンプのための空気用シリンダと液体ポンプのための液用シリンダとを樹脂により同心円状に且つ一体成形して設けた二重シリンダと、前記液用シリンダの底部と前記容器の底部とを連通する吸液管と、前記空気用シリンダ内と前記液用シリンダ内とをそれぞれ上下移動する空気用ピストンと液用ピストンとを同心円状に一体的に設けてなるピストン体と、前記ピストン体の上端に設けられる泡噴出用の穴部を有するノズル体と、前記穴部と前記空気用シリンダ内とを連通させる空気流路と、前記液用シリンダ内と前記穴部とを連通させる液流路と、該液流路の途中に配設される第1逆止弁と、前記液用シリンダ内の下端部に配設される第2逆止弁と、前記穴部に配設されるシート状の多孔体と、該多孔体の配設箇所の手前側に設けられ、前記空気流路を通ってきた空気と前記液流路を通ってきた液体とが混合する混合室と、前記ピストン体を前記二重シリンダに対する上死点側に付勢する付勢バネと、前記容器内の液体と容器外の外気とを連通させて容器内が負圧になることを防止する外気導入手投と、前記二重シリンダを前記容器に対して固定させかつ前記ピストン体を挿通し案内する蓋体と、前記空気用シリンダと前記空気用ピストンとで形成される空気室内への外気導入を前記空気用ピストンの外周面と前記蓋体の挿通の間隙を介して行うための第3逆止弁とを備え、前記ピストン体の空気用ピストンの摺動部と液用ピストンの摺動部とに、前者が上で後者が下となるように高低差を設けて前記上下移動させるように、前記液用シリンダを前記空気用シリンダの下方に延出させた泡噴出ポンプ容器であって、前記空気用シリンダは、その底部の少なくとも中央部分が上方に反転しており、一方、前記液用シリンダは、前記空気用シリンダの底部反転部分の上端部と連結してから下方に向かって延びていると共にその連結部分の内面が、上方から下方に行くに従って次第に直径が小さくなるように内方かつ下方に傾斜していることを特徴とする泡噴出ポンプ容器。
IPC (7件):
B05B 11/00 101 ,  B05B 1/30 ,  B05B 9/043 ,  B05B 11/06 ,  B65D 47/06 ,  B65D 47/34 ,  F04B 9/14
FI (8件):
B05B 11/00 101 G ,  B05B 1/30 ,  B05B 9/043 ,  B05B 11/06 N ,  B05B 11/06 J ,  B65D 47/06 A ,  B65D 47/34 H ,  F04B 9/14

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