特許
J-GLOBAL ID:200903092293702575

電気光学液晶システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野中 克彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-353704
公開番号(公開出願番号):特開平9-176648
出願日: 1995年12月27日
公開日(公表日): 1997年07月08日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 高コントラスト、広い動作温度領域、高速応答性、広視角範囲、低いしきい値電圧の温度依存性等を具備した電気光学システムの提供。【解決手段】 対向する2枚の透明基板の界面の夫々の液晶分子のプレチルト角が両基板の中心面に対し面対称な位置関係のベンドセルの外側を複屈折フィルム(1枚以上)と偏光板(2枚以上)でクロスニコルに挟み、前記液晶分子として特定構造を有する化合物および/または特定構造を有する液晶化合物を含む液晶混合物、および/またはさらに特定構造を有する配向膜を用いることを特徴とする電気光学システム。
請求項(抜粋):
対向する透明基板の一方の基盤界面の液晶分子のプレチルト方向と、もう一方の基盤界面の液晶分子のプレチルト角とが両基板の中心面に対し面対称な位置関係にあるベンドセルの上下基盤の外側を少なくとも1枚の複屈折フィルムおよび少なくとも2枚の偏光板でクロスニコルに挟むことならびに、式1で示される液晶化合物または液晶性化合物群から選ばれる少なくとも1以上の化合物、および/または式2〜4で示される液晶または液晶性化合物群から選ばれる少なくとも1以上の化合物を含む液晶混合物、および/またはさらに式5で示される液晶化合物の配向膜を用いることを特徴とする電気光学システム。式1【化1】(R1 は炭素数1〜8のアルキルまたはアルコキシ、さらに、アルコキシメチル、またはアルコキシエチル基、または炭素数7までのアルケニル基。Z1 、Z2 は各々独立に-CH2 CH2 -、-COO-、および単結合を示す。Qは-CF2 -、-OCF2 -、-OCF2 CFHCF2 -または単結合である。YはH、F、Clまたは一部のH原子がF原子に置き換わっていてもよいアルキル基を示す。X1 、X2 はH、ClまたはFである。A1 、A2 は各々独立にトランス-1,4-シクロヘキシレン、1,4-フェニレン、2-フルオロ-1,4-フェニレン、3-フルオロ-1,4-フェニレン、2,3-ジフルオロ-1,4-フェニレン、3,5-ジフルオロ-1,4-フェニレン、ピリミジン-2,5-ジイル、ピリジン-2,5-ジイルである。)式2【化2】(R1 は好ましくは炭素数1〜8のアルキル、アルコキシ、アルコキシアルキルである。Z1 は-CH2 CH2 -、-COO-、および単結合を示す。Qは-CF2 -、-OCF2 -または単結合である。YはH、F、Clまたは一部のH原子がF原子に置き換わっていてもよいアルキル基を示す。X1 、X2 はH、ClまたはFである。A1 はトランス-1,4-シクロヘキシレン、1,4-フェニレン、2-フルオロ-1,4-フェニレン、3-フルオロ-1,4-フェニレン、2,3-ジフルオロ-1,4-フェニレン、3,5-ジフルオロ-1,4-フェニレン、ピリミジン-2,5-ジイル、ピリジン-2,5-ジイルである。)式3【化3】(R1 は好ましくは炭素数1〜8のアルキル基。Z1 、Z2 、Z3 は各々独立に-CH2 CH2 -、-COO-、および単結合を示す。Qは-CF2 -、-OCF2 -または単結合である。YはH、F、Clまたは一部のH原子がF原子に置き換わっていてもよいアルキル基を示す。X1 、X2 はH、ClまたはFである。A1 、A2 、A3 は各々独立に、トランス-1,4-シクロヘキシレン、1,4-フェニレン、2-フルオロ-1,4-フェニレン、3-フルオロ-1,4-フェニレン、2,3-ジフルオロ-1,4-フェニレン、3,5-ジフルオロ-1,4-フェニレン、ピリミジン-2,5-ジイル、ピリジン-2,5-ジイルである。)式4A、4B【化4】(式4A、4Bにおいて、置換基L,Eは各々独立に-Phe-,-Cyc-,-Phe-Phe-,-Phe-Cyc-,-Cyc-Cyc-,-Pyr-,-G-Phe-,-G-Cyc-および鏡像体を示す。-Phe-はフッ素原子で修飾されてもよい1,4-フェニレンを、-Cyc-はトランス-1,4-シクロヘキシレン、トランス-1,4-シクロヘキセニレンを、-Pyr-はピリミジン-2,5-ジイル、またはピリジン-2,5-ジイルを、-G-は2-(トランス-1,4-シクロヘキシル)エチル、ピリミジン-2,5-ジイル、ピリジン-2,5-ジイルを示す。置換基L、Eのひとつは-Phe-,-Cyc-または-Pyr-,-Phe-Cyc-である。式4A、4Bにおいて、R1 、R2 は各々独立して炭素数8までのアルキル、アルケニル、アルコキシ、アルケニルオキシ、アルカノイルオキシである。)式5、式X1〜X8、式Y1〜Y8【化5】【化6】(式5において、Xは2価の芳香族基、Yは4価の芳香族環又は4、5、又は6環構造を有する脂肪族環を表す。式X1〜X8において、RはHまたは炭素数1〜10のアルキル基を表し、nは1〜3の実数を表す。式Y1〜Y8において、RはHまたは炭素数1〜10のアルキル基、nは0〜4の実数を表す。)
IPC (5件):
C09K 19/30 ,  C09K 19/34 ,  G02F 1/1335 510 ,  G02F 1/1337 520 ,  G02F 1/137 500
FI (5件):
C09K 19/30 ,  C09K 19/34 ,  G02F 1/1335 510 ,  G02F 1/1337 520 ,  G02F 1/137 500
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • ハロゲン化アルケニル化合物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-261260   出願人:エフ・ホフマン-ラロシユアーゲー
  • 四環化合物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-040569   出願人:エフ・ホフマン-ラロシユアーゲー
  • 液晶配向膜
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-094887   出願人:日産化学工業株式会社
審査官引用 (3件)
  • ハロゲン化アルケニル化合物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-261260   出願人:エフ・ホフマン-ラロシユアーゲー
  • 四環化合物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-040569   出願人:エフ・ホフマン-ラロシユアーゲー
  • 液晶配向膜
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-094887   出願人:日産化学工業株式会社
引用文献:
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