特許
J-GLOBAL ID:200903092299705274

内水圧が作用する水路用の可撓性耐震接合構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 清一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-204878
公開番号(公開出願番号):特開2003-020629
出願日: 2001年07月05日
公開日(公表日): 2003年01月24日
要約:
【要約】【課題】 内水圧が作用するコンクリート製水路部の接合端部分相互を弾性接合部材を用いて接合するに際し、接合部分の耐震性を確保しながら簡易且つ確実に止水接合できると共に、接合部分に地震力が作用して弾性接合部材が変形したときにも、その疲労劣化を小さく抑制し得る可撓性耐震接合構造を提供する。【解決手段】 内水圧が作用するコンクリート製水路部2,2の接合端部分3,3相互を弾性接合部材5で接合する。弾性接合部材5は、水路の内面側から水路外方に向けてV字状に屈曲する伸縮屈曲部7を具える。水路部2,2の接合端部分3,3の水路内面側には、直線状に傾斜する受面15,15が設けられ、隣り合う受面が形成するV字状の面17が、内水圧を受けた伸縮屈曲部7の外面19の両側19a,19aを支持する。
請求項(抜粋):
内水圧が作用するコンクリート製水路部の接合端部分相互を、周方向に連続して、弾力性を有するゴム質素材からなる弾性接合部材で接合する可撓性耐震接合構造であって、前記弾性接合部材は、水路の内面側から水路外方に向けて細くなるように突に屈曲する伸縮屈曲部の両端に固定片を連設してなり、又、接合されるべき前記コンクリート製水路部の接合端部分の水路内面側が切欠されて受面が設けられ、隣り合う受面が、内水圧を受けた前記伸縮屈曲部の外面の両側を支持可能となされており、又前記両固定片が、対応の水路部に固定されていることを特徴とする内水圧が作用する水路用の可撓性耐震接合構造。
IPC (2件):
E02B 5/02 ,  E02B 3/16
FI (2件):
E02B 5/02 G ,  E02B 3/16 B
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-271436

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