特許
J-GLOBAL ID:200903092300782300

多相マイクロフォトダイオード網膜移植片およびそれに対応する像形成網膜刺激システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-501235
公開番号(公開出願番号):特表平11-506662
出願日: 1996年06月04日
公開日(公表日): 1999年06月15日
要約:
【要約】人工網膜素子およびその機能を刺激し変調するための方法が開示される。該素子は、複数の多相マイクロフォトダイオード・サブユニットで構成され、網膜下空間内に移植されると、有用な生物的に機能する人工視覚の発達を可能にする。MMRI-4(8)と呼ばれる一つの素子は、偏平な立方体の形状に構成され、光を電流に変換して網膜を刺激する。MMRI-4は、PiN構成(10a)の二つのサブユニットとNiP構成(10b)の二つのサブユニットを有し、これらは、ともに、各平坦な側に配設され、それによって、どちらの側が入射光に面するかにかかわらず、感覚の誘起を可能にする。PiNおよびNiP構成の上に配置されたフィルター相(20、22)は、可視光および赤外光がそれぞれ電流を誘起するのを可能にする。対応する像形成網膜刺激システム(AIRES)は、投射および追跡光学システム(PTOS)を有し、このシステムは、ヘッドセットとして装着される。
請求項(抜粋):
目の中の形成視覚を電気的に誘起するための網膜移植片において、PiNマイクロフォトダイオードを有し、該移植片のP側は、紫外、可視、および赤外スペクトルの選ばれた一帯域を選択的に通す光フィルター層を有し、移植片のN側は、紫外、可視、および赤外スペクトルの選ばれた一帯域を選択的に通す光フィルター層を有し、それによって、網膜移植片は、P-側あるいはN-側のいずれが目に入射する光に向かって配向されているかにかかわらず網膜を刺激することができる網膜移植片。
IPC (2件):
A61F 2/14 ,  A61F 9/08
FI (2件):
A61F 2/14 ,  A61F 9/08

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